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医師が教える薄毛やAGAの治療・対策メディア

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【医師が教える】育毛にも効果あり? 気になる「ヘッドスパ」の効果とは

毛髪・頭皮ケア

監修医師のご紹介

AGAヘアクリニック 院長 水島 豪太

2009年 日本大学医学部卒業。大学病院および市中病院で研鑽を積み、カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)への留学を経て、2016年7月よりAGAヘアクリニックを開院。

ヘアケア製品の種類やヘアケア方法だけでなく、ヘアサロンでのメニューやサービスがどんどん多様化しています。その中でも普及してきているのがヘッドスパです。ヘッドスパのメニューを提供している美容院・理髪店も増えており、一度は試したいと思っている人も少なくないでしょう。

しかしヘッドスパとは具体的にはどのようなサービスで、どのような効果があるのかをよく知らない人も多いと思います。そこで今回のAGAタイムスではヘッドスパは一体どのような内容なのか、また育毛や薄毛改善にも効果的なのかを解説していきます。

ヘッドスパとは

ヘアサロンに行くとカットやパーマの前にシャンプーをしてもらうことがありますが、そのシャンプーとヘッドスパはそれぞれ違ったアプローチで髪の毛を洗浄します。ヘッドスパは一般的に「洗浄」→「頭部マッサージ」→「頭皮ケア」の工程で行われます。ダメージを受けている髪の毛には進行を遅らせるケアを施していきます。また頭皮マッサージによって血液やリンパ液の循環を活性化させます。さらに頭皮ケアでは乾燥などの外部の刺激から頭皮を守りやすいよう保護力を高めるためのケアを行います。

ヘッドスパの工程において大事なキーワードとなるのが「癒し」です。ヘッドスパの普及やサロンの認定事業などを行っている「日本ヘッドスパ協会」ではヘッドスパを「美容技術に癒しの有効性を取り入れることで、美的向上心の高い人たちの満足度を高める美と健康の綜合技術」と定義しています。この「癒し」は具体的には心身ともに健康で安定している状態を指しており、マッサージによる癒しに加え、理容師や美容師が持つ高い技術や接遇を取り入れたものがヘッドスパの実践であるとされています。

また、この定義にある「美的向上心の高い人たち」は、見た目だけではなく精神的な豊かさや物質的な満足感を求めてライフスタイルが自然に美しく造形されるよう目指す人々を指し、ヘッドスパはそのような人々を癒しと美に導く術の一つであるとされています。

ヘッドスパはこれらの定義に則り、頭皮や毛髪のチェックをはじめ頭部の洗浄やマッサージ、毛髪や頭皮のケアなどの施術を提供するサービスです。近年ではヘッドスパの普及によりヘッドスパ専用サロンだけでなく美容室や理容室、ヘアサロン、エステサロンなどでもサービスを受けられるようになっています。

ヘッドスパに期待できる効果

ではヘッドスパを受けるとどのような効果が期待できるのでしょうか? その効果をヘッドスパ協会では大きく3つ挙げています。

1.頭皮環境や毛髪の発育環境を改善させる効果

髪の毛や頭皮は洗い過ぎないことが大切です。頭皮や髪の毛を保護する役割を担っているのが、キューティクルやセラミドなどの有用物です。これらの有用物を落とし過ぎずに、毛穴汚れや頭皮の老化角質であるフケなどをやさしく洗い流します。ヘッドスパならではのやさしく揉みほぐす洗浄によって、頭皮環境をほどよく清潔にし、頭皮トラブルを軽減。育毛に適した頭皮環境へ導くことができるとされています。

2.体内循環を改善させる効果

ヘッドスパを受けた人の多くは、マッサージの気持ちよさが癖になると言います。このマッサージは頭や顔のリンパ液や血液の流れを促進させます。そうすると頭部に届く酸素や栄養素の供給も同様に増え、老廃物などを排出させやすくなります。

3.自律神経を整える効果

ヘッドスパのマッサージを心地よいと感じる人が多いわけは、頭部のマッサージが大脳に程よい刺激で伝わることで脳のストレスを軽減させ、リラクゼーション効果を生み出すからです。頭部のマッサージによるリラクゼーション効果で副交感神経を高め、自律神経を安定させやすくなるとされています。

頭皮を清潔に保つべき理由

頭皮の洗浄は、頭皮や毛髪の生育環境を考える上で非常に重要です。細毛や薄毛について見た場合、以下の要因が考えられます。

細毛や薄毛で悩む男性の多くは同時に皮脂過剰を感じているといわれています。その原因の一つには洗浄力の強いシャンプーの使用により皮脂を取りすぎてしまっていることが考えられます。皮脂腺が皮脂不足と判断し、それを補うために皮脂腺が発達して皮脂を過剰に生産してしまうのです。

皮脂過剰や薄毛の要因の一つに自律神経の乱れが挙げられます。ストレス状態が続くことで自律神経のバランスが崩れ、脱毛に影響のあるホルモンの分泌等にも影響を与えると考えられています。

上記の点などから、有用物を取りすぎない洗浄と頭部マッサージは、健やかな頭皮環境を保つという点では期待が持てるでしょう。

ヘッドスパは抜け毛対策にも効果がある?

頭皮環境の改善やリラクゼーション効果が高いとされているヘッドスパ。頭皮環境が整うことで頭皮環境の悪化に起因する抜け毛ならば改善できる可能性があります。しかし成人男性に起こる抜け毛や薄毛の原因に多いといわれているのは頭皮環境の悪化よりもAGA(男性型脱毛症)です。

AGAは成人男性に多く見られる男性特有の脱毛症の一種です。前頭部や頭頂部から薄くなっていく特徴があり、一般的には「M字ハゲ」や「つむじハゲ」などとも呼ばれている薄毛の症状です。このAGAは男性ホルモンが原因となって髪の毛のヘアサイクルが短くなり抜け毛や薄毛が発症するため、ヘッドスパで得られる様々な効果だけではAGAの改善は難しいといえます。

成人男性の薄毛に多い「AGA」とは

AGA発症のメカニズムは男性ホルモンにあります。男性ホルモンの一種「テストステロン」が体内の還元酵素「5αリダクターゼ(Ⅰ型およびⅡ型)」と結合し悪玉男性ホルモン「DHT(ジヒドロテストステロン)」が生成されます。このDHTが男性ホルモン受容体に結合することで前頭部や頭頂部では脱毛因子として働く「TGF-β」などが増加し、このシグナルにより髪の毛のヘアサイクルが乱されることで抜け毛が起こる仕組みです。

ヘアサイクルとは髪の毛が生え変わる周期のこと。ヘアサイクルは髪の毛が最も成長する「成長期」、髪の毛の成長が止まり細胞が退縮していく「退行期」、細胞の活動が完全に停止する「休止期」の3段階に分かれています。AGAを発症するとヘアサイクルの成長期が極端に短くなるため髪の毛が十分に育たないまま抜けてしまい薄毛になってしまうのです。

AGA対策のカギは治療にあり!

AGAを根本から改善していくには治療薬での治療が最も効果的とされています。AGA治療に用いられる内服薬と外用薬は、「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン」でも推奨度Aの最高ランクに位置づけられています。推奨度Aの内服薬にはフィナステリドとデュタステリド、外用薬にはミノキシジルがあり、いずれも医師の処方により服用できます。

◆フィナステリド配合内服薬

有効成分フィナステリドは主にテストステロンをDHTに変換する「Ⅱ型5αリダクターゼ」を阻害する薬剤です。Ⅱ型5αリダクターゼを阻害することでDHTの生成を抑制し抜け毛を予防する効果があります。このフィナステリドは女性への投与には効果が発揮されないことや、妊婦への投与はDHTの低下によって、男子胎児の生殖器官等の正常な発育に影響を及ぼす可能性があるとされており女性への投与は禁止されています。

◆デュタステリド配合内服薬

デュタステリドはフィナステリド同様、DHTを生成する5αリダクターゼの阻害薬です。フィナステリドはⅡ型5αリダクターゼを阻害する一方でデュタステリドはⅠ型とⅡ型双方の5αリダクターゼを阻害することが大きな特徴です。またⅡ型5αリダクターゼを阻害する働きはフィナステリドの約3倍、発毛を促す効果はフィナステリドの約1.6倍もあるといわれています。ただしデュタステリドもフィナステリド同様の効能を持つため女性への投与は禁止されています。

◆ミノキシジル外用薬

ミノキシジルは高血圧治療に用いる血管拡張剤として開発された薬剤でしたが、臨床試験で体毛が濃くなる副作用が現れたことから発毛剤の有効成分としても取り扱われるようになりました。ミノキシジルの外用薬は頭皮に直接塗布することで薬剤を浸透させ毛包に働きかけるもの。ミノキシジルはヘアサイクルの成長期を延長させたり毛母細胞を活性化させることで発毛を促す作用があります。フィナステリドなどとは異なり男性も女性も使用可能です。国内では市販薬と処方薬があり、クリニックによってはミノキシジルの内服薬を取り扱うところもあります。

AGAによる薄毛の改善はAGA治療専門病院で

ヘッドスパによる頭皮環境の改善や癒し効果は確かに魅力的です。しかしAGAによる抜け毛や薄毛を改善するには治療薬を用いるのが効果的だといえます。

抜け毛や薄毛の診察はAGA治療専門のクリニックで受けることができます。東京・秋葉原にあるAGAヘアクリニックはAGA治療専門のクリニックです。抜け毛や薄毛の原因の診察はもちろん、それに応じた患者様一人ひとりにあう治療薬を処方しています。薄毛治療の経験と実績が豊富な医師が在籍しているため薄毛治療の診察が初めての方でも安心です。

AGAと診断され薄毛治療を開始した後でも、美容室やヘッドスパサロンなどで頭皮環境を整えるためにヘッドスパを利用できます。頭皮環境を整えることで治療薬の効能が発揮されやすくなる可能性もあり、内服薬や外用薬などの使用と併せてヘッドスパに通うのも一つの手段でしょう。気になる方は医師に相談した上でヘッドスパを利用されてはいかがでしょうか。

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2009年 日本大学医学部卒業。大学病院および市中病院で研鑽を積み、2016年7月よりAGAヘアクリニックを開院。

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