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【医師が教える】薄毛を改善する!? ノコギリヤシの効果と副作用

毛髪・頭皮ケア

薄毛改善効果があると話題になったノコギリヤシ。ヨーロッパでは医薬品に認定されていますが、日本国内では医薬品としては認可されておらず、健康食品に分類されています。今回のAGAタイムスではノコギリヤシの薄毛改善効果と副作用など体への影響について解説します。

ノコギリヤシとは?

ノコギリヤシ(学名:Serenoa repens)とは、アメリカ北部から東部にかけて自生するヤシ科の低木です。ノコギリヤシの果実は古くからアメリカ原住民の間でスタミナ源として食され、その後は民間療法に用いられるようになっていきました。ノコギリヤシは前立腺肥大とそれに関連する症状、泌尿器の諸症状、慢性骨盤痛、膀胱障害、性欲減退、脱毛、ホルモンバランスの乱れなどに効くといわれています。

近年、ヨーロッパのいくつかの国ではノコギリヤシがメディカルハーブとして、主に前立腺肥大の治療に使用されています。国内では、ノコギリヤシはサプリメントやハーブティーなどの健康食品として流通しています。また2017年にイタリアの研究者が「ノコギリヤシにはAGA(男性型脱毛症)の原因を抑制する効果がある」と発表したことから、最近では育毛シャンプーや育毛サプリ、育毛剤などにも多く用いられるようになりました。

AGAに対するノコギリヤシの効果

AGAの原因を抑制するといわれているノコギリヤシですが、その作用はAGAのメカニズムに関係します。

AGAは額の生え際や頭頂部から薄毛が進行していく脱毛症です。主な原因として男性ホルモンの「テストステロン」が、還元酵素の「5αリダクターゼ」と結合することで「ジヒドロテストステロン(DHT)」に変換されることに起因します。

このDHTが男性ホルモン受容体にキャッチされると髪の毛の発毛に関わる「毛乳頭細胞」に作用して、髪の毛が抜け替わるヘアサイクルの「成長期」を極端に短縮させてしまいます。成長期が短くなると十分に成長できない細くて軟らかい髪の毛の割合が増え、早期に抜け落ちてしまいます。これを繰り返すことで薄毛が進行していくのです。

ノコギリヤシの成分には、5αリダクターゼの働きを抑制する効果があるといわれています。5αリダクターゼの働きを抑えることでDHTの生成を阻害し、AGAの原因を抑制すると期待されているのです。その他にもノコギリヤシには、抗炎症作用により毛包の炎症を抑える効果があるという研究報告が存在します。これらの作用はAGAの原因を作らせず、育毛に適した環境を守るために有用だと考えられます。

女性専用の薄毛治療について

ノコギリヤシの摂取方法と注意点

ノコギリヤシは健康食品などの商品パッケージに記載されている用法・用量を守り、過剰摂取しないよう注意しましょう。

サプリメントの場合、服用方法には特に決まりはありませんが、どのような成分でもお茶やジュースなどで服用すると、それらに含まれる成分の影響で本来の効き目を十分に発揮できなくなる可能性が考えられます。基本的には水、またはお湯などで飲むことが望ましいでしょう。しかし、副作用に関連して注意すべき点が考えられます。詳しくは次の章でご紹介します。

ノコギリヤシの副作用

ノコギリヤシは自然食品ですが、副作用が起こらないということではありません。下記は、ヨーロッパで行われたノコギリヤシの臨床実験で報告された副作用です。

  • ・口蓋の腫れ、息切れなどのアレルギー症状および過敏症
  • ・ホルモンの影響による生殖器関連の異常
  • ・女性の場合、自律神経の乱れによる発汗や顔の火照りなど
  • ・吐き気、腹痛、便秘、下痢など消化器系の異常
  • ・めまい、頭痛、高血圧
  • ・怪我などによる出血が止まりづらくなる

一般的に過剰摂取しなければノコギリヤシによる副作用は少ないといわれていますが、国内で臨床試験が行われた訳ではないため、下記に当てはまる人は特に注意する必要があります。個人の判断で摂取せず、事前に医師または薬剤師などに相談しましょう。

●ホルモンに作用する薬を服用している人
経口避妊薬(ピル)を服用している人やホルモン補充療法を受けている人の場合、ノコギリヤシがホルモンに作用してピルやホルモン療法の効果に影響を与えてしまう可能性があります。
●未成年
未成年はまだ身体が発育段階にあり、ノコギリヤシを摂取することで、身体の発達やホルモン分泌などに影響を与える可能性がないとは言い切れません。
●抗血小板薬や抗血液凝固薬を服用中の人
少数ですがノコギリヤシの摂取が出血傾向を高めたという副作用の報告があります。バイアスピリン、プラビックスなどの抗血小板薬やワルファリンといった抗血液凝固薬を服用中の人は、薬効を阻害される可能性が懸念されます。
●妊娠中及び、その可能性がある女性とパートナー
ノコギリヤシの作用が5αリダクターゼの働きを抑制することから、DHTの生成を阻害する影響が考えられます。DHTは男性の生殖器生成に関わるホルモンであるため、妊婦が服用すると胎児が男の子だった場合に生殖器の発育に悪影響を与える恐れがあります。また接触によるリスクがないとは言い切れないため、妊婦のパートナーが摂取する場合にも注意が必要です。

AGAの治療はクリニックで

国内のAGA治療においては、5αリダクターゼ阻害薬として「フィナステリド」および「デュタステリド」が認可・推奨されています。本格的に薄毛の改善を目指すのであれば、AGA治療専門クリニックなどで治療薬を処方してもらい、副作用のリスクについて医師から説明を受け、経過を診ながら治療を行なっていくことが望ましいといえるでしょう。

東京の秋葉原にあるAGAヘアクリニック(以下、当院)は、AGA治療専門クリニックとして多くの症例の治療実績があります。当院ではカウンセリングと診察は、何度でも無料で受けていただくことができます。またプライバシーを守るため診察からお会計まで個室で行なっています。女性の薄毛の相談も承っておりますので、薄毛でお悩みの場合はお気軽に当院までお越しください。

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