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【院長に訊く】<第4回> AGAについて訊く 入門編 〜AGAは病気ですか?〜

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院長のご紹介

AGAヘアクリニック 院長 水島 豪太

2009年 日本大学医学部卒業。大学病院および市中病院で研鑽を積み、カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)への留学を経て、2016年7月よりAGAヘアクリニックを開院。

AGA治療においてよく寄せられる疑問を、AGAヘアクリニック院長の水島先生に訊くシリーズ。第4回は「AGA」という病気について。AGAとはどのようなものなのか、様々な角度からわかりやすくお伝えしていきます。

Q1:AGAは病気ですか?

先生:

AGAは男性型脱毛症と言います。「症」と付く、れっきとした病気です。

日本では「保険診療=病気」という感覚を持たれることも多いようですが、AGAは直ちに命に関わる疾患ではなく、日常生活レベルを著しく悪くするというものでもないため保険診療ではないんですね。円形脱毛症は免疫機能が原因であったり、罹患する年齢や罹患率などから、同じ脱毛症でも保険診療となっているんです。

AGAの場合「AGAに罹患している方は、そうでない方に比べると糖尿病になりやすい」という報告もありますが、これは“AGAだから糖尿病になる”ということではありません。また“AGAを治したから糖尿病も治る”ということではないため、AGA治療に関しては保険診療にはなりません。しかし「AGAの方は糖尿病の発症リスクが高いから、糖尿病の検査も受けてみましょう」と病気の予防や早期発見に繋げることはできますね。

Q2:AGAは治る病気ですか?

先生:

現状だけでいうと「あなたはもうAGAではなくなりました」と明確にいえる完治は、難しいですね。

最近では再生医療の研究が進んでいますが、その中でも特に髪の毛の分野というのはだいぶ進んでいます。その理由は、例えば肝臓などの場合、採取をすることが困難で、そう簡単ではありません。「再生医療の研究を行いましょう」といっても命に直結しますし、なかなか難しいんですよね。

それに対して髪の毛の場合は、直ちに命に関わる部分ではないですし、毛根自体は複雑な構造をしていますが、皮膚の表面に大量に存在しているため採取自体も他の臓器に比べると容易です。そういった面でも再生医療の研究を進めやすいんですね。近い将来には、本当にあと数年で、自分の毛根からクローン毛根を作って髪の毛を増やすという方法ができてくる可能性は高いかなと思います。

しかし再生医療も毛包を移植するものなので、移植した箇所以外ではAGAが進行して脱毛が起こり、移植箇所との毛量の差が出てしまう可能性があります。再生医療には高額な費用がかかりますので何度も簡単に行えるものではありませんし、一般の方々が簡単に治療できるようになるまでにはまだまだ時間がかかると思います。そのため「AGAの完治は難しい」という状況はしばらく続くかと思いますね。

Q3:現状はどのような治療をするのですか?

先生:

現状では、AGAの原因となる「ジヒドロテストステロン」という悪玉男性ホルモンを作らないよう、その元となる「5αリダクターゼ」という酵素を抑制する治療薬を服用するのが一般的です。再生医療のように高額ではないですが治療費はかかりますし、お薬を飲みますので風邪薬などと同様に体への負担はあります。

そこで当院では、その人のライフスタイルに合わせた治療をご提案するようにしています。もちろん継続的に服用できるのが理想ですが、例えば、奥様にお子さんができて出産などにまとまったお金が必要になったり、胎児への薬の副作用の影響が心配だったりする場合は、一時的に服用を休んでもいいと私は思うんです。そういった場面で「服用を止めたら薄毛が進行しますよ」なんて恐怖になるようなことをいうのは、違うと思っています。

5年、10年という期間の中で一時的に服用を休んでも、そこまで治療を頑張られてきて、5αリダクターゼもある程度抑制しているのなら「お休みして、また落ち着いてできる時に始めましょう」とお伝えしたい。そして、患者さんから「実は結婚して子供ができて、かっこいいお父さんでありたいと思って治療を再開したくて……」と次の目標を持って気軽に戻ってきてもらえるような環境をご用意しておきたいですね。実際にそうやって一度離れてもまた戻ってこられる患者さんは、結構いらっしゃいますよ。

AGAは進行性疾患ですが、どう向き合っていくのかは人それぞれだと思います。また治療以外にも人生には重要なことが色々とあると思いますので、当院では患者さんの思いや環境をしっかりとヒアリングしながら、“その患者さんにとって最良なもの”をオーダーメイドで提案していく、ということを大事にしているんです。

次回は、AGAについて訊く 発症編

今回は「AGAとは何か?」について、よく寄せられる基本的な質問を取り上げました。次回は「AGAになる・ならないはどう決まるのか?」について訊いていきます。

院長のご紹介

AGAヘアクリニック 院長 水島 豪太

2009年 日本大学医学部卒業。大学病院および市中病院で研鑽を積み、2016年7月よりAGAヘアクリニックを開院。

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