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【院長に訊く】<第5回> 〜AGAになる・ならないはどう決まるのですか?〜

院長に訊く

AGA治療においてよく寄せられる疑問を、AGAヘアクリニック院長の水島先生に訊くシリーズ。第5回は「“なぜAGAになるのか”について訊く」ということで、AGAになる・ならないはどう決まるのかをAGAを発症する原因からお伝えします!

Q1:AGAになるのはなぜですか?

先生:

AGAというのは単一の要素によって発症するかどうかが決まる病気ではなく、色々な要素が絡み合って生じる病気なんですね。現段階でいわれている一番大きな原因では、男性ホルモンの「テストステロン」が変身した「悪玉男性ホルモン(DHT:ジヒドロテストステロン)」の作用で育毛を阻害するシグナルを発することが知られています。遺伝によって悪玉男性ホルモンの影響を受けやすい人・受けづらい人が決定される部分もありますが、他にも生活習慣やストレスの関係などが影響するといわれていますので、遺伝が大きな原因ではあるものの、それだけが全てではないんですね。

ちょっと難しい話になりますが、遺伝についてもう少し詳しくご説明いたします。AGA発症の大きな要因が遺伝であっても「この遺伝子があるからAGAになる」などと簡単には言い切れないんです。遺伝子情報を伝える染色体は「常染色体」と「性染色体(X染色体とY染色体)」に分かれています。常染色体は男女とも同じように持っているもので、性染色体は男女で持っている組み合わせが異なります。この性染色体の中の「X染色体」に「男性ホルモン受容体に関係する遺伝子情報」が入っているのですが、それがある一定の条件を満たすとAGAを発症する確率が高いといわれているんです。

例えば「5αリダクターゼ(5α還元酵素)」は普通に体内に存在しているものですが、それがテストステロンと結びつくことで悪玉男性ホルモンのDHTに変換されます。この時の“DHTに変換されやすいかどうか”や、変換されたDHTが“男性ホルモン受容体にくっつき易いかどうか”という感受性に関しては遺伝的な要素があります。

しかし「それらの遺伝子があるから100%AGAになる」というわけではないんです。常染色体にもAGAに関係する“遺伝子の部位”が存在します。複数の常染色体に対し「AGAに関係する遺伝子の部位が、ある特定の配列を形成している人はAGAになる確率が高い」ということがわかっています。

つまり、AGAになり易いかどうかは「一箇所の遺伝子で決まっている訳ではなく複合的に色んな部分が絡み合って影響している」ということです。

Q2:AGAに遺伝の要素があるなら遺伝子検査を行うべきですか?

先生:

遺伝子検査を受ければ、ある程度「AGAになり易いか」という予測はつきますが「あなたは遺伝しているから100%AGAになります」とはいえません。この確率に関しては、“今までのデータの中の確率”として出すということになりますね。

実は、当院では遺伝子検査を行なっていないんです。それは遺伝子情報を知るということには少なからずリスクがあると考えているからです。遺伝というのは不変的で子供へも受け継がれていくので、例えば結婚を予定していたお相手がいらっしゃったのに、その情報を伝えた事によって結婚の話が流れてしまうとか、ご自身のお子さんに対して「こういう遺伝子を持っているから、将来あなたも薄毛(AGA)になるのよ」と伝えることなどは、倫理的な側面からも推奨できません。だから私は安易に遺伝子検査を行うことにはあまり同意できないですね。どうしても遺伝子検査の必要がある場合には、ちゃんと倫理委員会を通し、遺伝子の専門家の先生たちから説明を受けるべきだと思っています。

「自分はもしかしたらAGAかもしれない」「この先、薄毛にならないか心配」ということであれば、当院のように無料でカウンセリングや診察が受けられる病院もありますので、まずは今のご自身の状態がどうなのかを把握した上で、この先の予測を医師に診断してもらうと良いでしょう。

当院の場合まずは何も持たずに来ていただき、現在の状態を確認してから、考えられる原因や今後の予測などをお話させていただいた上で患者様と一緒に「治療を行うかどうか」を考えていきます。初診で治療を始めなくても、1年なり2年なり経ってまだ心配であれば、その時に再診させていただいて、初回の写真と比較しながらご説明する事も可能です。当院ではカウンセリングと診察は何度でも無料で受けられますので「その患者様にとって、その時々に必要なご提案」をさせていただいています。

現時点で推奨されているAGA治療は、悪玉男性ホルモンを作らせないようにする5αリダクターゼ阻害薬を用いる方法です。同時に発毛を促す薬も使用することでより高い改善が期待できますが、発毛を促すだけではAGAの薄毛は進行してしまうので、まずは悪玉男性ホルモンの元になる“5αリダクターゼを阻害すること”が大事なんです。

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Q3:5αリダクターゼは阻害しても問題ないのですか?

先生:

5αリダクターゼを阻害することでDHTが減少するわけですが、5αリダクターゼやDHT自体が実際に普段、人体にどれくらい影響しているのかは、現在のところまだ詳細にはわかっていないんですよね。

たとえば、テストステロンがなくなった場合であれば、精巣が発育しないとか射精しないといった明らかな結果がわかっています。しかしDHTが減少することで体にどのようなデメリットがあるのかは今ひとつわかっていません。また「胎児の生殖器の発育」や「皮脂の発育」にDHTが関与していることはわかっていますが、DHTの詳細な作用に関しては不明です。

前回のお話の中で「髪の毛は研究が進められ易い分野です」とお話しましたが、まだ解明されていないことも多くあるんです。

実際には「5αリダクターゼ阻害薬でAGAの進行が抑えられた」と効果を実感されている方は多くいらっしゃいます。しかし不明な部分もありますので、当院ではカウンセリングや診察を何度でも無料で行えるようにし、患者様のことをしっかり診ながら、不安のない状態を保って治療薬を服用していただける環境を大事にしています。

ご不安な時はお気軽にご相談ください

今回は「“なぜAGAになるのか”について訊く」ということで、よく寄せられるご質問にお答えいたしました。AGAを発症する原因は一つではなく、進行にも個人差があります。「もしかしたらAGAかもしれない」と不安に思われる方は、当院の無料カウンセリングへお気軽にお越しください。次回は「AGAと年齢の関係」について訊いていきます。

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