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医師が教える薄毛やAGAの治療・対策メディア

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【医師が教える】知っておきたい! 薄毛に影響を与える5種類の「ホルモン」とは

生活ケア

監修医師のご紹介

AGAヘアクリニック 院長 水島 豪太

2009年 日本大学医学部卒業。大学病院および市中病院で研鑽を積み、カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)への留学を経て、2016年7月よりAGAヘアクリニックを開院。

薄毛になる原因には様々なものがあり、AGA(男性型脱毛症)のようにホルモンが原因で薄毛が進行してしまうなど、薄毛とホルモンには密接な関係があることが伺えます。そこで今回のAGAタイムスでは、毛髪の維持や薄毛に影響を与える5種類のホルモンについて、その働きを解説します。

ホルモンとは?

ホルモンを簡潔に説明すると「体のバランスを調整する“指令”が入った物質」のことです。人間の体は約60兆個もの細胞によって作られているといわれています。最新の研究では、成人の細胞数は約37兆個という説も出ていますが、いずれにせよ膨大な数字であることには変わりありません。もちろん臓器も細胞の集合体から形成されています。

このため細胞の一つひとつがバラバラに働くと、1つの生命体として上手く活動することができないのです。そこで細胞同士が連携を取るために、お互いの活動の方向性を示す指示の伝達が必要となります。

脳から各臓器へ情報を伝達する経路は、大きく分けて2つあります。1つは「神経」を通じて伝達する方法で、電気信号によって指示が出されるため伝達スピートが速いという特徴があります。

もう1つは、ホルモンによる伝達方法です。脳の中心より少し下側には「脳下垂体」と呼ばれるホルモンバランスを調整する司令塔があります。この脳下垂体から分泌されるホルモンが血液中を巡って、脳からの指令を身体の内分泌腺に伝達します。これを受け内分泌腺からもホルモンが分泌されます。それらのホルモンが各臓器などに存在する「ホルモン受容体」に結び付けられることで、作用を発揮するといわれています。

人体には多様なホルモンが存在しますが、ここでは特に“薄毛に関係のあるホルモン5種類”をご紹介していきます。

薄毛に関係するホルモン【1】:テストステロン

「テストステロン」は男性ホルモンのひとつで、男児の生殖器の発達に関与し、その後も筋肉や骨格の成長を促進し、性欲の元にもなります。特に男性にとって重要なホルモンといえるテストステロンですが、AGAの原因にも大きく関与しているといわれています。

髪の毛の生え際や頭頂部には「5αリダクターゼ」という酵素が存在しています。この5αリダクターゼがテストステロンと結びつくことで「ジヒドロテストステロン(DHT)」という悪玉男性ホルモンへと変化します。このDHTが毛根内部のホルモン受容体に結合すると、髪の毛が生え変わる「ヘアサイクル」の中の「成長期」を極端に短縮させてしまうのです。その結果、成長できなかった細く短い髪の毛が多くなり、髪の毛が早く抜け落ちて薄毛が進行します。AGAは進行性の疾患であり、治療を受けることで改善が期待できます。

テストステロンは男性ホルモンの一種ですが、男性だけでなく女性の体内にも存在しています。しかしその量は男性の分泌量の10%程度といわれており、女性がテストステロンの影響を受けることはほとんどなく、主に女性ホルモンの影響を受けやすいとされています。

薄毛に関係するホルモン【2】:エストロゲン

女性ホルモンのひとつ「エストロゲン」は、主に乳房の発達や子宮内膜を厚くするなど“妊娠に向けた女性らしい体を作る働き”を持っています。ほかにも皮膚や骨、筋肉、さらに脳や自律神経などの働きにも関与しているといわれています。またエストロゲンにはコラーゲンやヒアルロン酸の合成を促す働きがあり、肌のハリや潤いにも関わっています。

さらにエストロゲンには“髪の毛の成長期を延長させる働きがある”ともいわれています。このためエストロゲンの分泌量が多い女性と比較すると、男性の方が薄毛に悩む人口が多いのではないかと考えられています。

しかし、女性でも出産直後や加齢などによってエストロゲンの分泌量が減少すると、全体の毛量が減っていく「びまん性脱毛症」に悩む方が少なくありません。産後の脱毛の場合は、エストロゲンの数値が正常値に戻ることで通常の毛量は落ち着きますが、加齢による脱毛の場合はホルモンの減少以外にも様々な原因が考えられるため、薄毛治療専門クリニックなどに相談してみると良いでしょう。

また男性もエストロゲンを持っており、中にはびまん性脱毛になるケースもあります。しかし一般的に男性の薄毛はテストステロンの影響が原因となることが多い傾向にあります。

薄毛に関係するホルモン【3】:成長ホルモン

成長ホルモンは、脳以外のすべての組織と器官の成長を促す働きを持っています。子供の体を成長させるだけでなく、見た目には成長が止まっている大人にも、古い細胞を新しい細胞へ入れ替える新陳代謝(ターンオーバー)に関与し、生涯を通して影響を与えます。

この新陳代謝に関わる成長ホルモンが不足すると、脂肪が付きやすくなったりシワができやすくなったりします。また骨がもろくなり、筋力の低下が起こる可能性も高まります。さらに髪の毛の主成分である「タンパク質」は新陳代謝によって作られているため、成長ホルモンが不足してしまうと髪の毛の成長も遅くなってしまうことが考えられます。

巷では、夜の10時から深夜2時までの間を「ゴールデンタイム」と呼び、その時間帯に睡眠をとることで成長ホルモンが分泌されやすくなるといわれていました。しかし現在では「定められた時間帯は関係なく、入眠してから3時間後がもっとも成長ホルモンの分泌量が増える」という説が主流となっています。つまり規則正しい生活習慣を送り、“質の良い睡眠を取る”ことが、育毛に良い影響を与えると考えられているのです。

薄毛に関係するホルモン【4】:甲状腺ホルモン

甲状腺ホルモンは、首の内側に存在する甲状腺から分泌されており、絶妙なバランスで量が一定に保たれています。しかし甲状腺ホルモンの分泌量のバランスが崩れると病気になりやすくなるといわれています。

特に甲状腺ホルモンが不足した場合は「甲状腺機能低下症」になり、便秘や皮膚乾燥、さらには脱毛を引き起こす可能性もあります。また甲状腺機能低下症は「免疫性甲状腺疾患」とも呼ばれている疾患のため、免疫力の低下によって「円形脱毛症」を発症する恐れもあるのです。

倦怠感や無気力などいつもとは違う状態が長く続く場合には、甲状腺ホルモンがバランスを崩している可能性もあります。主だった症状がなくても日常生活に支障をきたすほどつらい場合は、医師に相談してみると良いでしょう。

薄毛に関係するホルモン【5】:メラトニン

メラトニンは睡眠をつかさどり、体内時計をコントロールする働きを持つホルモンです。基本的に夜になると多く分泌され、メラトニンの影響で人は眠気を感じます。また朝になり日差しを浴びることで体内時計が朝を感じ取り、メラトニンの分泌量を減少させます。メラトニンは光を浴びてからおよそ14〜16時間経過すると再び分泌量を増し始め、夜にはまた眠気を感じさせるのです。

メラトニンは直接的に髪の毛の成長に関与しているわけではありませんが、メラトニンが正常に分泌されることで質の良い睡眠が得られれば、成長ホルモンも正常に分泌されることが期待できます。生活が不規則な方も朝にはできるだけ日差しを浴びるよう意識し、質の良い睡眠が取れるよう心がけましょう。

ホルモンバランスが乱れる生活習慣とは?

このように様々なホルモンが髪の毛に影響を与えているため、ホルモンバランスが乱れると育毛が阻害される可能性があるのです。ホルモンバランスの乱れには様々な要因がありますが、その一つとして考えられるのが「生活習慣の乱れ」です。

例えば睡眠不足は成長ホルモンやメラトニンに影響を与え、ホルモンバランスを乱す要因になる可能性があります。偏った食生活や喫煙、飲酒もホルモンバランスに影響を与えるといわれています。また運動不足が長期間にわたって続くと自律神経の働きに異常が出やすくなり、その結果としてホルモンバランスを崩すケースも考えられるのです。

薄毛に悩んでいる方の場合、育毛剤などを使用するだけでなく生活習慣を見直し、ホルモンバランスを整えることも大切です。また適度な運動は自律神経を活性化させてホルモンバランスを整えるためおすすめです。

薄毛の進行が気になる方は無料でご相談いただけます

ホルモンにはそれぞれに役割があり、多すぎても少なすぎても体に悪影響を及ぼす可能性があります。体全体のホルモンバランスがなるべく崩れないよう生活習慣を整えることが大切です。

ホルモンと髪の毛には密接な関わりがあり、特にテストステロンとエストロゲンは薄毛と強く関わっているといえます。ただし、単純にテストステロンを減らしたり、エストロゲンを増やしたりしたからといって薄毛が改善するわけではありません。また、成人男性の薄毛の原因として多いとされるAGAの場合は、治療による改善が有効です。

東京・秋葉原のAGAヘアクリニック(以下、当院)は、豊富な治療実績を持つAGA治療専門クリニックです。プライバシーが守られた個室で診察からお会計まで対応させていただきます。「育毛に良いといわれるものを試しているけれど、薄毛の進行が気になる……」とご心配の方は、お気軽に当院へご相談ください。

監修医師のご紹介

AGAヘアクリニック 院長 水島 豪太

2009年 日本大学医学部卒業。大学病院および市中病院で研鑽を積み、2016年7月よりAGAヘアクリニックを開院。

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