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医師が教える薄毛やAGAの治療・対策メディア

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【医師が教える】薄毛と肥満の関係性に根拠あり!

生活ケア

監修医師のご紹介

AGAヘアクリニック 院長 水島 豪太

2009年 日本大学医学部卒業。大学病院および市中病院で研鑽を積み、カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)への留学を経て、2016年7月よりAGAヘアクリニックを開院。

「体脂肪率が高い……」「標準よりも体重が重い……」見た目にも出やすい肥満状態。肥満は体に様々なリスクをもたらす可能性があることは広く知られていますが、実は育毛にも悪影響を及ぼしかねないことをご存知でしょうか。

今回のAGAタイムスは肥満と薄毛の関係性を示す論文に基づき、その根拠を解説します。

薄毛と肥満について

まずは予備知識として、男性に起こり得る代表的な脱毛症「AGA(男性型脱毛症)」と肥満の定義について簡単に説明します。

◯AGA(男性型脱毛症)

AGAとは主に男性ホルモンに起因して発症する進行性の脱毛症であり、薄毛で悩む男性の多くはAGAであるといわれています。額の生え際やつむじ周辺から症状が現れ、時間をかけてゆっくりと薄毛が進行していきます。髪の毛の成長には「ヘアサイクル(毛周期)」と呼ばれる周期が存在し、「成長期」「退行期」「休止期」を繰り返しています。AGAはこのヘアサイクルの成長期がホルモンの影響を受け短縮させられてしまうことによって発症します。成長期が短縮された髪の毛は、十分に成長しきれないまま退行期をむかえ、結果的に細く短い髪の毛ばかりが頭皮に残り、ボリューム感のない薄毛状態となります。これがAGA罹患のメカニズムです。

◯肥満の定義

日本肥満学会が刊行している「肥満症診療ガイドライン2016」によると「脂肪組織に脂肪が過剰に蓄積した状態で、BMI(体格指数)が25以上のもの」が肥満の定義であるとしています。

BMIの計算式=体重[kg]÷身長[m]2

「BMI」は「Body Mass Index」の略で、体の大きさを指す指数です。一般的には“肥満度”を表す数値として知られ、体重を身長の2乗で割ることでBMI数値を算出することができます。最も理想的なBMI値は「22」とされており、このBMI値が「35」を越えると高度肥満となります。

肥満が進行して内臓に脂肪が蓄積する「内臓脂肪型肥満」は“肥満症”といわれ、糖尿病や脂質異常症などの生活習慣病のリスクが高まるとされています。生活習慣病を放置すると動脈硬化のリスクが高まり、脳梗塞や心筋梗塞といった重篤な症状を引き起こす可能性もあるのです。

BMIとAGAに関する研究

ある研究によると早期のAGA患者は肥満率が高いとの結果が報告されており、重症のAGA患者はBMI値が高い傾向にあることも分かっています。また台湾では肥満と薄毛の相互関係についての臨床実験が行われています。

【台湾のAGA罹患男性におけるBMIの高さとAGAの重症度に関連する研究】

◯目的
AGAおよびAGA早期発症の男性におけるBMIとAGAの重症度との関連性の解明
◯対象
AGAと臨床診断された平均年齢30.8歳の男性189人
◯方法
カルテと写真をレビューし判断
◯結果
・重度のAGA患者は軽度〜中等度のAGA患者よりもBMIが高かった
・過体重または肥満の被験者は重度のAGAになるリスクが高かった
・早期に​AGAを発症した患者において、過体重や肥満があると重症化するリスクも高かった
◯結論
BMIが高い人は、AGAが重症化しやすい。中でもBMIが高く早期にAGAを発症した患者は、AGAの症状が重くなるリスクが高い

このように、BMIが高い男性はAGA発症のリスクが高まったり、症状が重症化する可能性があったりすることがわかりました。ただし肥満自体がAGA発症の直接的な原因ではなく、この研究結果がすべてのAGA患者に当てはまるわけではありません。

AGAの早期治療について

AGA予防における肥満対策の必要性とは

前述の通り、肥満はAGAの直接的な原因ではありません。そのため「AGA対策のために肥満を予防する必要はないのでは?」と感じる方もいらっしゃるでしょう。しかし上記の研究の通り肥満が進行すると体には様々なリスクが発生します。これらのリスクの中には頭皮や髪の毛に悪影響を与えるものも存在するのです。

肥満の主な原因は偏った食生活です。栄養バランスの偏った食事を続けることによって体内に脂肪が蓄積し、血糖値が上昇するため血糖のコントロールが乱れていきます。すると、糖尿病や動脈硬化などの生活習慣病のリスクが高まります。また、血管内に余分なコレステロールが入り込むことで稀に発生する「プラーク(血管内にできたコブのようなもの)」が蓄積すると、血行不良を招く恐れがあります。

男性の主な薄毛要因であるAGAは、男性ホルモンによる影響が主な発症原因であるため、血行不良が直接的な原因になることはありません。しかし、血行不良が起こることによって、育毛に必要な栄養素が頭皮の細胞まで行き届きづらくなる可能性はあります。頭皮に必要な栄養素が届きづらい状況が慢性化すると、髪の毛に何らかの悪影響を及ぼすリスクが高まります。肥満を予防するということは、そのリスクを回避する意味でも重要だといえます。

肥満を予防するためには

肥満は食事から摂取したエネルギー量が基礎代謝や日常生活などで消費したエネルギーを上回ることで起こります。そのため肥満を予防するには摂取エネルギーと消費エネルギーを上手くコントロールすることが大切です。

◯摂取エネルギーを制限する

肥満予防のためにはまず日々の食事を見直すことから始めましょう。食事の内容は主食・主菜・副菜・乳製品・果物など栄養バランスを意識するのも大切ですが、一日に必要なカロリーや糖質、脂質などの摂取量に注意するのがポイントです。また、なるべく一日三食を心掛け、食事の際はよく噛んで食べるようにしましょう。

○消費エネルギーを増やす

生命活動の維持に必須のエネルギーである「基礎代謝」。基礎代謝は日々生理的に消費されますが、その基礎代謝に次いでエネルギー消費率が高いのは「NEAT」です。

NEATとは「Non-exercise activity thermogenesis(非運動性熱産生)」の略称で、意識的な運動以外の日常生活による消費エネルギーの総称です。例えば通学や通勤、仕事、家事で消費されるエネルギーがNEATに該当します。

NEATの高い生活習慣は健康づくりに効果的といわれているため「忙しくて運動やエクササイズを続けるのが難しい」という方は、日々の生活の中で積極的に意識していきましょう。

髪の毛に不安を感じたらAGAヘアクリニックへ

肥満が直接薄毛の原因になる可能性は決して高くありませんが、良い影響を与えることもありません。肥満を防ぐためには、運動や食生活の改善などのセルフケアで日頃から健康な状態を保つことが理想です。しかし、AGAは男性ホルモンに起因して発症する脱毛症ですので、肥満の有無や、日頃の生活内容に関係なく発症してしまうこともあります。自身の頭皮や髪の毛に少しでも不安や異変を感じたら、薄毛治療専門のクリニックを受診することをおすすめします。

東京、秋葉原にあるAGAヘアクリニック(以下、当院)は薄毛治療専門のクリニックです。当院では一人ひとりの症状にあった治療法をご提案しています。院内はプライバシーに配慮した全室個室のため、他の患者様と顔を合わせることなく安心してご来院いただけます。カウンセリングと診察は無料ですので、薄毛や抜け毛が気になる方はぜひ一度当院までご相談ください。

監修医師のご紹介

AGAヘアクリニック 院長 水島 豪太

2009年 日本大学医学部卒業。大学病院および市中病院で研鑽を積み、2016年7月よりAGAヘアクリニックを開院。

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