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医師が教える薄毛やAGAの治療・対策メディア

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【医師が教える】太っても痩せても薄毛のリスクがある!? 髪を守りながら痩せるには

生活ケア

監修医師のご紹介

AGAヘアクリニック 院長 水島 豪太

2009年 日本大学医学部卒業。大学病院および市中病院で研鑽を積み、カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)への留学を経て、2016年7月よりAGAヘアクリニックを開院。

「太っていると薄毛になるリスクが高まる」といわれる一方で「ダイエットが薄毛を助長する可能性がある」ともいわれていることをご存知でしょうか。それでは髪の毛を守りながら肥満を解消するにはどのようにすればよいのでしょう? 今回のAGAタイムスでは、肥満とダイエットそれぞれの薄毛との関係と、改善方法についてご紹介します。

太っていると薄毛になるリスクとは

「肥満は万病のもと」といわれていますが、男性の薄毛に多いとされる「AGA(男性型脱毛症)」と肥満の関連を示唆する研究があります。タイで行われた研究によると「BMI(体格指数)が高い人はAGAが重症化しやすい傾向にあるだけでなく、特にBMIが高く早期でAGAを発症した人はAGAが重症化するリスクも上がる」という結果が報告されました。他にも肥満は血糖コントロールに悪影響を及ぼし糖尿病のリスクを大きく上昇させますが、糖尿病とAGAの関連性を示唆する研究も報告されています。

台湾で行われた研究では「完全なデータが得られた7,126人の被験者(男性2,429人、女性4,697人)を対象に、57カ月の追跡調査を実施。期間中に糖尿病および心臓病による死亡は70例であった。その中で中等度〜重度のAGA被験者は、正常または軽度AGAを有する被験者よりも糖尿病および心臓病による死亡リスクが有意に高かった」とあります。

これらの研究はAGAと糖尿病に何らかの関連性があることを示唆しています。まだ研究段階にあるものの、肥満は健康と髪の毛に悪影響を及ぼすリスクがあると考えられるのです。

食生活の偏りが原因で肥満となっている場合は、脂質や糖質の過剰摂取など、栄養のバランスが崩れていることが考えられます。栄養の偏った食事をしていると育毛に必要な栄養素も不足するため、育毛を阻害する恐れがあります。脂質を過剰摂取していると、頭皮の皮脂が多く分泌され頭皮環境を悪化させることもあるでしょう。

また糖質を過剰摂取すると「糖化」現象を起こすリスクがあります。糖化は髪の毛や骨の老化を進行させるともいわれており、発毛や育毛を阻害することが懸念されます。さらに最近では「糖化物質(AGE)が発毛や育毛に関わる毛母細胞の増殖を抑制する」という研究結果もあります。このように肥満や肥満に陥る食生活は、育毛にとって良くない影響があるのではないかと考えられているのです。

ダイエットが薄毛を助長するリスクとは

ここまで肥満が薄毛に与えるリスクについて説明してきましたが、その肥満を解消するためのダイエットも、場合によっては薄毛を招くリスクがあります。

例えば、炭水化物を抜くダイエットをすると体や脳に必要な栄養が不足し、活動に必要なエネルギーが不足してしまう恐れがあります。直接的に薄毛になる原因ではありませんが、人の体はエネルギーが不足すると爪や髪の毛の成長に影響を及ぼすといわれています。

他にも何か一つの食材に特化したダイエットを行うと、その食材に含まれない栄養素が不足することが考えられます。栄養素の中には不足すると薄毛に繋がるものも少なくありません。例えば「亜鉛」は髪の毛の主成分である「ケラチン」のアミノ酸結合を促進する働きがあり、不足すると育毛を阻害する可能性があるのです。実際に亜鉛が過度に不足した場合には亜鉛欠乏症となり、抜け毛などを引き起こす恐れがあります。

育毛にとって大切な栄養素は、例に挙げた炭水化物や亜鉛に限らず様々あります。栄養素は相互作用することもあるため、栄養の偏った食事を続けることは育毛を阻害し、薄毛に繋がる恐れがあるといえるのです。

女性専用の薄毛治療について

育毛に良いダイエットのための食事と運動方法は?

肥満にもダイエットにも薄毛に繋がる恐れがあることがわかりましたが、それでは髪の毛を守りながら痩せるためにはどのようなダイエットを行えばよいのでしょうか?

◯育毛に良いダイエットのための食事とは

育毛に良くダイエットにも向いている食事は「和食」です。和食には味噌汁や納豆、豆腐などの発酵食品や大豆、ひじきやワカメなど海藻類、髪の毛の主成分となるタンパク質を豊富に含む魚介類などが多く使用されています。

ある研究では「大豆イソフラボンには5αリダクターゼを阻害する働きがある」といわれています。5αリダクターゼ阻害薬はAGA治療薬として有用であり、5αリダクターゼを阻害する効果が期待できるイソフラボンにも同様の働きが期待できます。また「大豆イソフラボンにはエストロゲン様作用がある」ともいわれています。女性に多いびまん性脱毛の原因の中にはエストロゲンの減少がみられるケースもあるため、この場合に大豆イソフラボンを摂取することは有用だといえるでしょう。

他にも干しワカメには髪の毛を構成するタンパク質の合成をサポートする「葉酸」が多く含まれるほか、昆布には育毛剤などに使用される成分「フコイダン」が含まれています。これら海藻類は低カロリーでダイエットにも向いている食材です。

和食は比較的カロリーが低く「一汁三菜」が基本であるためバランスよく栄養を摂れることから、育毛にとってもダイエットにとっても有用な食事といえるでしょう。

◯育毛を阻害しない運動方法は?

「ダイエットが薄毛を助長する」といわれる原因は、主に食事制限による栄養不足によるものであり、運動は育毛に良い影響の方が多いといえます。一部では「筋トレするとハゲる」という都市伝説もあるようですが、これには医学的根拠がありません。むしろダイエットに有用な運動方法は、間接的に育毛にとっても良い効果がある可能性が考えられます。

有酸素運動は血流を良くし、育毛にとって必要な酸素や栄養素を頭皮の毛細血管に届ける効果が期待できます。またダイエットにおいては有酸素運動だけでなく無酸素運動を併せることも必要です。筋肉は血液のポンプの働きもしているため、筋トレなどの無酸素運動は血行促進にも良い効果があるでしょう。

育毛とダイエットに良い運動方法は様々ですが、水泳やジョギングなどの有酸素運動、筋トレを効率よくできる加圧式トレーニング、代謝をアップできるスクワットなどの無酸素運動もおすすめです。また薄毛改善を目指すならば同時に体もスタイルアップさせることで、より自信の持てる容姿を目指すことができるでしょう。

薄毛の原因がAGAの場合はクリニックで治療を!

肥満は万病のもとであり、薄毛を助長させる可能性があるため、改善することをおすすめします。しかし過度な食事制限は育毛にとって悪影響を与えかねないので、栄養バランスを考えた食事をとりながら運動によって理想的な体型を目指すとよいでしょう。

栄養バランスの取れた食生活や適度な運動をしているにも関わらず薄毛が進行している場合には、AGAである可能性が考えられます。AGAの主な原因は男性ホルモンであり、食生活や運動だけでは薄毛の進行を止めることは難しいでしょう。AGAは薄毛に悩む成人男性の大半が罹患しているとされる進行性の疾患ですが、治療によって改善できるため早めに薄毛治療専門クリニックなどの医療機関で医師に相談することをおすすめします。

東京の秋葉原にあるAGAヘアクリニック(以下、当院)では、AGA治療をはじめ日常生活における様々な薄毛のお悩みもご相談いただけます。ダイエットによる栄養不足が原因の薄毛は女性の方にも多くみられますので、男性女性を問わずお気軽にご来院ください。当院は完全予約制で、診察はすべて個室で対応しております。まずはお電話またはインターネットからご予約ください。

監修医師のご紹介

AGAヘアクリニック 院長 水島 豪太

2009年 日本大学医学部卒業。大学病院および市中病院で研鑽を積み、2016年7月よりAGAヘアクリニックを開院。

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AGAの早期治療について

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