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【医師が教える】話題の湯シャンって効果あるの? 正しい方法と注意すべきポイント

シャンプーケア

監修医師のご紹介

AGAヘアクリニック 院長 水島 豪太

2009年 日本大学医学部卒業。大学病院および市中病院で研鑽を積み、カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)への留学を経て、2016年7月よりAGAヘアクリニックを開院。

芸能人の方々が、洗髪にシャンプーを使っていないことを公言したことで、一躍話題となった「湯シャン」。湯シャンとはひらたくいえば、シャンプーやコンディショナーを使わず、お湯だけで洗髪することです。

湯シャンをすることによって、これまでシャンプーで落としすぎていた皮脂を適度に残し、本来、頭皮や髪が持つバリア機能を取り戻せるといわれています。特別な薬剤などが要らず、頭皮の健康を考えたときに思い立ったらすぐに実践できる湯シャン。今回のAGAタイムスでは、湯シャンのやり方と注意点などをご紹介します。

お湯だけで汚れはどのくらい落ちるのか

お湯だけで汚れは本当に落ちるのか、まず思い浮かぶのはそんな疑問です。しかし実はシャンプーを使わずとも、水そのものにも余分な皮脂を落とすだけの十分な洗浄力があります。湯温が高くなるほどその洗浄力は上昇、40度以上になるとシャンプーと同レベルの強さになるといわれています。

しかし40度以上の高温では頭皮に負担がかかりすぎるため、洗髪に湯シャンを取り入れる場合は、湯温を40度以下のぬるま湯で行うのがよいでしょう。

はじめのうちはシャンプーを使用していたために皮脂が過剰分泌されている可能性があります。髪がベタベタすることがありますが、根気よく続けていくうちに頭皮自身が皮脂分泌をコントロールするようになり、ベタベタ感は徐々になくなっていきます。

湯シャンのやり方

ステップ1:
洗髪前に、髪の毛のホコリやゴミを取り除くためにヘアブラシで丁寧に髪をとかしましょう。こうすることで頭皮の汚れがより落ちやすくなります。ブラシは動物性のやわらかいものがおすすめです。
ステップ2:
40度以下のぬるま湯で頭全体を洗いましょう。指の腹を使って頭皮をマッサージすると、汚れが落ちやすくなります。爪を立てたりゴシゴシ力を入れて洗うのは、頭皮を傷つけて細菌などが入り込んでしまう恐れがあるため逆効果です。また洗い流す時間が長すぎると必要な脂分まで落としてしまうので、慣れないうちは10分程度かけてしっかり洗うようにしましょう。
慣れてきたら3~5分程度を目安に洗うようにしましょう。髪が長い方は、手ぐしやヘアブラシで優しくブラッシングしながら洗いと効果的です。ブラシを使う場合は、頭皮を傷つけないために先端が丸いプラスチック製のものがオススメです。
ステップ3:
洗髪を終えたらタオルで髪をはさみ、押さえるようにして水分を拭き取りましょう。このときもゴシゴシと強くこするのはよくありません。髪が湿ったままでは菌が繁殖しやすくなったり、傷みやすくなります。生乾きは避けて、ドライヤーを頭から20〜30cmほど離して温風と冷風を交互に使い根元から乾かしましょう。その後は、整髪料やトリートメントなどは使わないようにしましょう。

頭皮の状態で変わる洗い方のポイント

乾燥肌の方は、なるべく高すぎない温度を心がけましょう。湯温が高いと乾燥がすすみ、フケやかゆみなどの肌トラブルが出やすくなり逆効果になる場合もあります。一方で脂性肌の方は、少しだけ湯温を高めにすると、皮脂を落としやすくなるでしょう。しかし湯温が高すぎると皮脂を落としすぎて、余計に皮脂分泌を活発化させてしまうので注意が必要です。

髪のベタベタ感が緩和されてきたら、少しずつ湯温を下げましょう。普段からフケが多かったり頭皮が炎症を起こしている方は、頭皮の状態がある程度落ち着いてから取り組みましょう。炎症がひどい場合は必ず医師の診断を受けてから判断してください。湯シャンの目的は、髪や頭皮の本来の機能を取り戻すことです。整髪料やトリートメントも使わないのが前提ですが、どうしてもスタイリングに必要な場合は、白色ワセリンや椿油など、比較的安全な油分を少量だけ使うとよいでしょう。

はじめて湯シャンをする場合

これまで毎日シャンプーをしていた人が急に湯シャンをはじめると、皮脂分泌のコントロールが乱れてベタベタしたり臭いが気になってしまうことがあります。仕事などで人と接する機会が多い方は、そのままにするわけにもいかないでしょう。

そのような不快な状態をさけるために、はじめは2~3日に一度はシャンプーを使って、慣れてきたら4~5日に一度…と徐々にシャンプーを使う頻度を落としていく方法がおすすめです。また湯シャンへの移行期間は、まだ皮脂の分泌が活発なため特に皮脂汚れがたまりやすくなります。放っておくと薄毛の原因にもなりうる「脂漏性皮膚炎」などを発症してしまうこともあるので、一日一回は必ず湯シャンで皮脂を落とすようにしてください。

髪によいといわれる湯シャンですが、人によっては強いかゆみや炎症を引き起こすリスクもあるといわれています。このような状態に陥った場合はただちに中止して、皮膚科などの専門の医師の診断を仰ぎましょう。

誰でも湯シャンが適正というわけではない

丈夫な髪は健康な頭皮から作られます。湯シャンにより本来の機能を取り戻した頭皮からは、健康で丈夫な髪の毛が育ちやすくなるため、薄毛予防も期待できます。しかし効果を感じるには個人差があります。継続して行くことがポイントだといえるでしょう。

頭皮の状態や髪質の違い、ライフスタイルなどによって湯シャンの向き不向きは人それぞれです。湯シャンが合う方もいれば、毎日ではなく定期的にしたほうが調子のよい方、湯シャン自体が合わない方もいます。湯シャンをはじめる前に、まずは自分の頭皮や髪と向き合い、いまの状態を知ることが大切です。

監修医師のご紹介

AGAヘアクリニック 院長 水島 豪太

2009年 日本大学医学部卒業。大学病院および市中病院で研鑽を積み、2016年7月よりAGAヘアクリニックを開院。

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