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【医師が教える】結局有効なのはどれ? 育毛効果が期待できるシャンプーの見分け方

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シャンプーケア

監修医師のご紹介

AGAヘアクリニック 院長 水島 豪太

2009年 日本大学医学部卒業。大学病院および市中病院で研鑽を積み、カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)への留学を経て、2016年7月よりAGAヘアクリニックを開院。

育毛したい方や、薄毛や抜け毛を予防したい方は、使用するシャンプーにもこだわりを持っているものです。しかしこれから育毛を始める方にとって、多くのシャンプーから運命の1本を見つけることは、かなり骨が折れる作業ではないでしょうか。TVや雑誌で組まれた育毛シャンプー特集を見て、「結局どの商品がいいの?」と疑問に感じた方も多いと思います。そこで今回は、育毛に効果があるといわれる数種類のシャンプーをピックアップし、含有成分や効果をまとめてみました。これから育毛を始める方はもちろん、すでにシャンプーによる育毛や薄毛予防をおこなっている方も、ぜひ参考にしてください!

無添加シャンプーの“無添加”とは?

最初にご紹介するのは「無添加シャンプー」です。数年ほど前から、化粧品や様々な生活用品、食品などのパッケージに「無添加」の文字を見ることが増えたと感じませんか? 無添加というキーワードが入っているだけで、なんとなく体によい商品というイメージを持たれる方もいるでしょう。しかし実は、無添加という表記が消費者の安全を確実に保障しているかというと、必ずしもそうではありません。

一例として化粧品のケースを考えてみましょう。化粧品における無添加の歴史は、1960年代に策定された薬事法にまでさかのぼります。その当時は、アレルギー症状や拒絶反応などを引き起こす危険性がある102種類の成分についてのみ、成分表示することが義務付けられていました。しかし2001年に薬事法が改定され、全成分の表示が義務化されたのです。そして、もともと表示が義務付けられていた102種類の成分が入っていない製品に対して「旧表示指定成分無添加」と表記されるようになりました。

ここで注意したいのは、旧表示指定成分以外にも、体に何らかの害を及ぼす化学物質が存在するということです。また現在では、無添加に関するはっきりとした定義がないために、旧表示指定成分が配合されていないだけでも「無添加化粧品」として販売されている製品があることも見逃せません。つまり無添加とは、古い法律で定められた指定成分が入っていないことを示す表記であり、体に悪い成分や添加物が入っていないことを示すものではないのです。

無添加であることは育毛に関係ない?

無添加が必ずしもよいとは限らないことを理解したうえで、気になるシャンプーに置き換えて考えてみましょう。

シャンプーに配合されている添加物には、防腐剤・鉱物油・酸化防止剤・香料・着色料・界面活性剤などがあります。これらの成分が入っていない方がよいのかといえば、そんなことはありません。なぜなら、これらの成分が入っていなければシャンプーの役割を果たせないからです。中でも「界面活性剤」はシャンプーの洗浄成分なので、たとえ無添加シャンプーとうたっている商品でも、なんらかの界面活性剤が含まれています。また配合されている界面活性剤の分類によっては、育毛に影響を与える可能性があります。

例えば安価なシャンプーに使用されることが多い「ラウレス硫酸ナトリウム(Na)」や「ラウリル硫酸ナトリウム(Na)」。これらは洗浄力が強く泡立ちもよいことが特徴です。その反面、頭皮環境を良好な状態に保つうえで必要な皮脂まで洗い流し、頭皮の乾燥を招く恐れもあります。頭皮の乾燥はフケやかゆみの原因になる場合があり、乾燥が進行すると薄毛や抜け毛につながる可能性すらあるのです。必ず薄毛になるとは言い切れないものの、乾燥肌や敏感肌の方については、このような成分を配合したシャンプーの使用をなるべく控えたほうがよいでしょう。

このように無添加のシャンプーであることが、必ずしも育毛につながるわけではありません。どちらかといえば界面活性剤の種類や、育毛効果が期待できる含有成分の有無の方が、育毛にとっては重要な要素といえます。

アミノ酸シャンプーは育毛におすすめ

アミノ酸シャンプーとは、アミノ酸系の界面活性剤を含有したシャンプーの総称です。このシャンプーの大きな特徴としては、洗浄力がやさしいことが挙げられます。この性質により、シャンプー後でも適度な皮脂が頭皮に残るため、育毛に良好な頭皮環境を保ちやすいと考えられます。乾燥肌や敏感肌の方でも、比較的安心して使用できることが利点といえるでしょう。頭皮の乾燥を防ぐことは、フケやかゆみを予防する効果も期待できます。

ノンシリコンシャンプーは育毛に効果的か

続いてノンシリコンシャンプーについてご紹介します。結論からいうと、シリコンの有無が育毛に関与することはほとんどありません。なぜならシリコンは髪の表面をコーティングすることで、ツヤや手触りの滑らかさを生み出すために配合された成分であり、決して有害な物質ではないからです。むしろシリコンが入っていないことで、髪にパサつきや軋みを感じることの方が気になる場合もあるでしょう。

「頭皮にシリコンが付着して育毛に悪影響を与える」という説も否定はできませんが、これはシリコンだけに限った話ではありません。シャンプーやリンスを丁寧に洗い流しさえすれば、頭皮環境に悪影響を与えることはほとんどないのです。

しかしシリコンが髪をコーティングしないことで、髪に軽さが生まれるというノンシリコンシャンプーならではの利点もあります。そのため一概に「どちらがよい」と言い切ることはできません。ただし、稀にシリコンに対してアレルギーを持つ方もいます。その場合は、ノンシリコンシャンプーを使用するようにしましょう。

石けんシャンプーは体質によって効果が変わる

最後にご紹介するのは石けんシャンプーです。このシャンプーは石けんと同じ天然由来成分で作られているため、オーガニック志向を持つ方にも好まれています。“天然由来の界面活性剤”なので、化学合成物質が使用されていないという安心感が、人気の理由なのでしょう。

ただし石けんシャンプーを使用する際には、いくつか気をつけるポイントがあります。まずひとつは洗浄力の強さです。石けんシャンプーは比較的洗浄力が強いため、頭皮の皮脂量が多い方にとっては効果的に作用します。しかし頭皮が乾燥しやすい方が使用した場合、皮脂を必要以上に洗い落としてしまい、乾燥を招く恐れがあります。

もうひとつのポイントは、石けんシャンプーがアルカリ性であるということです。人の肌や髪は弱酸性です。髪に対してアルカリ性のシャンプーを使用すると、頭皮も一定時間アルカリ性になるといわれています。そのため髪や頭皮がゴワついたり軋みを感じることがありますが、このような違和感は弱酸性のリンスでケアすればおさまります。

また、石けんは水に含まれるミネラルと結合して石けんカスを発生させることがあります。石けんカスが毛穴に残留すると頭皮に何らかの影響を及ぼす可能性があるので、洗ったあとはしっかりとすすぎましょう。

つまり石けんシャンプーは、人の体にやさしい成分であることはメリットのひとつですが、一方で少なからずデメリットも含んでいると考えられます。

まとめ

すべての人に育毛効果が期待できるシャンプーは存在しません。こればかりは皮脂の量や髪質、持っているアレルゲン(アレルギーの原因になる物質)などに個人差がある以上、仕方のないことといえます。大切なのは、ご自身の体質と製品の特徴をそれぞれ理解することです。無添加だから、ノンシリコンだからという表向きの情報に惑わされず、ご自身にあった最適なシャンプーを選びましょう。頭皮環境を整えて、抜け毛や薄毛を予防することにつながるはずです。

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2009年 日本大学医学部卒業。大学病院および市中病院で研鑽を積み、2016年7月よりAGAヘアクリニックを開院。

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