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医師が教える薄毛やAGAの治療・対策メディア

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【医師が教える】清潔にしていても頭がかゆい! その原因はシャンプーの成分

シャンプーケア

監修医師のご紹介

AGAヘアクリニック 院長 水島 豪太

2009年 日本大学医学部卒業。大学病院および市中病院で研鑽を積み、カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)への留学を経て、2016年7月よりAGAヘアクリニックを開院。

シャンプーを選ぶうえで重視していることは、人それぞれで違いがあります。香りや使用感など、評価のポイントはさまざまです。どんなに香りがよくて髪にツヤが生まれる商品でも、自分の頭皮に合わなければ最適なシャンプーとはいえません。なぜなら自分の体に合わない成分が配合されたシャンプーは、頭皮のかゆみやフケを招く恐れがあるからです。

そこで今回のAGAタイムスは、シャンプーに含まれる成分について解説します。「しっかりシャンプーしているはずなのに、なぜか頭皮がかゆい!」そんな悩みを持つ方は、ぜひご一読ください。

国内で流通しているシャンプーの多くは「高級アルコール系シャンプー」

オーガニックや無添加の商品が出回る中で注目され、よく耳にするようになった「界面活性剤」。簡潔にいうと、水と油を混じり合わせる性質を持った成分です。シャンプーに配合することで、頭皮の皮脂や汚れを洗い落としやすくする役割を持ちます。

シャンプーに含有されている成分は、ボトル裏面の成分表示に記載されています。そのため界面活性剤の種類も成分表示をみれば一目瞭然です。例えばドラッグストアなどで購入できる安価なシャンプーには、ラウリル硫酸ナトリウムやラウレス硫酸ナトリウムといった成分が含まれていることがあります。これらの成分は、「高級アルコール系」に分類される界面活性剤です。この場合の“高級”とは、上質という意味ではなく“その分子構造に炭素の原子が6つ以上あるもの”を指しています。現在、国内で流通しているシャンプーの約8割は、高級アルコール系シャンプーであるといわれています。

高級アルコール系界面活性剤と呼ばれる成分

「ラウリル硫酸ナトリウム」や「ラウレス硫酸ナトリウム」は陰イオン性の界面活性剤です。乳化・分散性に優れており、泡立ちがよく、温度の影響を受けにくいといった特徴を持っています。

このタイプの界面活性剤は、市販のボディーソープや衣料用洗剤、歯磨き粉など、“汚れをきれいにする製品”に使用されています。特にラウリル硫酸ナトリウムは、泡立ちがよいうえに強力な洗浄力があるので、一昔前は多くのシャンプーにも使用されていました。しかしこの成分は、分子量が非常に細かく肌に浸透しやすいため、刺激が真皮の奥にまで伝わってしまうという弱点があります。これは敏感な頭皮に使用するシャンプーの成分として、やや不向きといわざるをえません。

そのため最近ではラウリル硫酸ナトリウムに代わって、ラウレス硫酸ナトリウムが高級アルコール系シャンプーの主流となっています。ラウレス硫酸ナトリウムとは、ラウリル硫酸ナトリウムの分子を大きくした成分です。分子が大きいため肌に浸透しづらく、ラウリル硫酸ナトリウムに比べれば、刺激も少ない成分といえるでしょう。

高級アルコール系シャンプーの作用とは?

高級アルコール系界面活性剤を含有したシャンプーのメリットは、泡立ちがよく洗浄力も強いので、シャンプー後の爽快感を得やすいことです。しかし、洗浄力(脱脂力)が強いことはデメリットにもなりかねません。なぜなら、その強い洗浄力によって頭皮環境を守る皮脂や皮膚常在菌を、必要以上に洗い流してしまうことがあるからです。特に乾燥肌や敏感肌の方が使用すると、頭皮の乾燥やフケ、かゆみなどの症状を招く恐れがあります。こういった頭皮環境の乱れは、薄毛や抜け毛を助長する要因のひとつになるため、肌がデリケートな方にはおすすめのシャンプーとはいえません。

洗浄成分以外にも様々な添加物が……

一部のシャンプーには、以下のような添加物が含有されている場合もあります。

1. 保湿剤
強い洗浄力によって乾燥した頭皮や髪を、潤す効果があります。
2. コーティング剤
髪を覆い、艶やかに見せる効果があります。代表的な成分はシリコンです。
3. 防腐剤、酸化防止剤
シャンプーの品質劣化を防ぐ効果があります。
4. 香料、着色料
シャンプーに、香りや色をつけるための成分です。

こういった添加物も、一概に安全とはいい切れません。特に高級アルコール系のシャンプーは、強い洗浄力によって頭皮のバリア機能を弱めてしまうため、添加物の刺激を受けやすくなることがあります。慢性化するとアレルギーを起こしたり、頭皮にまでダメージを及ぼす恐れもあるのです。

毎日きちんとシャンプーしているにもかかわらず、フケやかゆみといった症状がある方は、使用するシャンプーを見直した方がよいといえるでしょう。たとえ有名メーカーの製品でも、体質に合わなければ、頭皮に悪影響を及ぼし、育毛の妨げにもなる恐れがあります。

自然由来の石けんシャンプー

比較的安心して使用できるシャンプーは、化学物質などを好まない自然派思考の方におすすめな「石けんシャンプー」です。脂肪酸ナトリウムや脂肪酸カリウムといった、“自然由来”の界面活性剤が含有されているため、アレルギーの心配が少ないことが利点です。

ただし、石けん自体は洗浄力が強いので、体質によっては乾燥やかゆみを招く恐れがあります。また水道水中の金属物質と結合して石けんカスを作る場合があります。石けんカスが皮膚に付着すると、皮膚がキシキシした感触になります。そのまま石けんカスが残留してしまうと頭皮に影響を及ぼす可能性もあるので、石けんシャンプーを使用する場合はしっかりと洗い流すようにしましょう。

頭皮にやさしいアミノ酸シャンプーとは?

頭皮にやさしいとされ、近年注目を集めているのがココイルグルタミン酸などのアミノ酸系界面活性剤を含有した「アミノ酸シャンプー」です。

アミノ酸は、人間の体を構成する物質のひとつです。成人の体の約60%は水分といわれていますが、次いで多い20%を占めているのがタンパク質です。筋肉、皮膚、髪、骨の一部に至るまで、タンパク質でできています。そのタンパク質を構成するのが、数種類のアミノ酸です。

ただしアミノ酸が髪や頭皮を構成する成分だからといって、アミノ酸シャンプーがダメージを補修してくれるわけではありません。アミノ酸シャンプーのメリットは、低刺激かつ、洗浄力がやさしいことにあります。頭皮の皮脂を落としすぎずに洗うことができるので、頭皮のバリア機能を正常に保ちやすくなります。それによって乾燥やフケ、かゆみなどの症状を起こしにくくなるのです。乾燥肌や敏感肌の方も、比較的安心して使用できるといえるでしょう。また頭皮環境を整えることで、育毛の促進効果も期待できます。

アミノ酸シャンプーを選ぶときの注意点

アミノ酸シャンプーを購入するうえで、一点だけ注意が必要です。それは、高級アルコール系の洗浄成分に少しだけアミノ酸系の洗浄成分を加えて「アミノ酸系シャンプー」として販売されている商品があるということです。こういった商品は、成分表示によって見抜くことができます。なぜなら成分表示は、含有比率の高いものから順番に記載されているからです。つまり、もっとも含有比率が高い「水」の次に、ラウレス硫酸ナトリウムなどの洗浄成分が表記されていれば、高級アルコール系に寄ったシャンプーということです。

アミノ酸系の洗浄成分には、以下のようなものがあります。アミノ酸シャンプーを購入する際は、こういった成分の含有率が高いものを選びましょう。

  • ・ココイルグルタミン酸
  • ・グリシン
  • ・メチルアラニン
  • ・ココイルイセチオン酸

育毛に適した頭皮環境は、適度に皮脂が残った状態です。皮脂を洗い落としすぎることはもちろん、残しすぎることもよくありません。頭皮に皮脂が多いと、脂性フケや脂漏性皮膚炎などの症状を招く恐れもあります。ご自身の体質や育毛に有効な成分の有無などを参考にシャンプーを選ぶとよいでしょう。

頭皮のお悩みはAGAヘアクリニックへ

今回ご紹介した製品以外にも、多くのシャンプーがあります。頭皮環境を整えて育毛の基礎を作りたい方には、有効成分を配合した育毛シャンプーがおすすめです。

皮脂の過剰分泌や皮膚常在菌の増殖によって、炎症を起こしている場合は、抗菌・殺菌作用を持つ薬用シャンプーという選択肢もあります。しかしどのシャンプーが自分にあっているのかがわからない時は、皮膚科や薄毛治療専門クリニックに相談してみるのも良いでしょう。

AGAヘアクリニックでは抗真菌作用を持つ「ケトコナゾール」という成分を配合した医療用シャンプーをはじめ、AGAに特化した治療薬をご用意しております。カウンセリング・診察は無料なので、薄毛でお悩みの方はもちろん今のうちから薄毛を予防したい方、頭皮の炎症が気になる方もお気軽にご利用ください。

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2009年 日本大学医学部卒業。大学病院および市中病院で研鑽を積み、2016年7月よりAGAヘアクリニックを開院。

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