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【医師が教える】ミネラルの過剰摂取は逆効果? 過不足が招く髪への影響

サプリ・栄養

監修医師のご紹介

AGAヘアクリニック 院長 水島 豪太

2009年 日本大学医学部卒業。大学病院および市中病院で研鑽を積み、カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)への留学を経て、2016年7月よりAGAヘアクリニックを開院。

薄毛や抜け毛を予防するために必要な栄養素はいくつもあります。「ミネラル」もその大切な栄養素のひとつ。ミネラルの中でも体の機能を正常に保つうえで欠かせないのが「必須ミネラル」です。必須ミネラルは健康維持や生活習慣病予防のために必要な摂取量基準が、厚生労働省によって定められている栄養素です。

しかし体にとって欠かせない栄養素でも、過剰に摂取すると健康被害を及ぼす可能性もあります。今回のAGAタイムスではミネラルの役割を詳しく解説するとともに、過不足が髪や体に与える影響についてもご紹介します。

ミネラルの種類と主な役割

ミネラルとは地球に存在する元素から、水素、炭素、窒素、酸素を除いた全ての総称です。その中でも人間の体に必要だとされているのが必須ミネラルと呼ばれる16種類の成分です。さらに必須ミネラルは「主要ミネラル」と「微量ミネラル」に分けられます。主要ミネラルとは比較的体内に多く存在するミネラルであり、生命維持に欠かせないミネラルです。

主要ミネラルと微量ミネラルには、それぞれ次のようなミネラルが含まれます。

【主要ミネラル】
ナトリウム/マグネシウム/リン/硫黄/塩素/カリウム/カルシウム
【微量ミネラル】
クロム/マンガン/鉄/コバルト/銅/亜鉛/セレン/モリブデン/ヨウ素

主要ミネラルと微量ミネラルを合わせた16種類のうち、厚生労働省が摂取量基準を定めているのは硫黄、塩素、コバルトを除く13種類です。どれも必要な量自体は少ないのですが、体内で生成できないため食事から摂取する必要があります。必須ミネラルは骨や血液など体の組織を構成したり、器官のコンディションを整える働きを持っています。そのため不足すると体に変調をきたしたり、骨粗しょう症や貧血などの病気にかかる可能性も考えられます。また一部のミネラルが不足すると、抜け毛や薄毛などのトラブルを招く恐れがあります。

薄毛を招く「亜鉛欠乏症」とは

必須ミネラルの中でも、特に「亜鉛」は育毛環境に影響を与える栄養素です。市販の育毛サプリメントにも、亜鉛は必ずと言ってよいほど含まれています。

亜鉛には免疫機能やDNA合成、細胞分裂などをサポートする作用があります。また正常な味覚を保つためにも必要な栄養素です。このような重要な役割を担う栄養素ですが、人間の体には摂取した亜鉛を貯蔵する器官がありません。そのため毎日一定量の亜鉛を摂取し続けないと、良好な状態の維持が難しくなります。

1日の亜鉛の推奨摂取量は成人男性で11mg、成人女性で8mgと定められています。この数値を長期間下回り続けると「亜鉛欠乏症」を発症する恐れがあります。初期症状として食欲不振や免疫機能障害があらわれ、重症になると抜け毛、下痢、男性の性腺機能低下症を引き起こすといわれています。亜鉛が不足する原因としては食生活の乱れや過度なダイエットによる食事制限、アルコールの過剰摂取などが挙げられます。大量の飲酒は亜鉛の腸内吸収率を減少させるといわれています。

亜鉛を過剰摂取するとどうなる?

個人差はありますが亜鉛の許容上限は、成人男性・成人女性ともに約40mgといわれています。食品の中で亜鉛の含有量が多いといわれる「牡蠣」1個あたりが2mgほどのため、普段の食事だけで許容上限を超えることはほとんどないでしょう。

ただしサプリメントや特定の薬を服用している方は少し注意が必要です。なぜならサプリメントは亜鉛成分が濃縮されており、用法用量を守らずに服用した場合は容易に許容上限を超えてしまうからです。過剰摂取が慢性化すると、以下のような副作用を招く恐れがあるので気をつけましょう。

  • ・嘔吐
  • ・下痢
  • ・頭痛
  • ・前立腺がんの発症頻度の増加

他にも稀なケースですが、慢性的な亜鉛の過剰摂取で鉄や銅の欠乏による貧血を起こす場合もあります。亜鉛に限らず必須ミネラルは食事から摂取することが理想です。しかし多忙な毎日の中で食生活が偏ってしまうときには、サプリメントで補ってもよいでしょう。ただしサプリメントを使用するときは、一日の摂取量の目安をよく考えて適切な量を摂取するようにしましょう。

ミネラルの過不足で起こる症状まとめ

亜鉛以外で現代人に過不足が起こりやすい5つのミネラルを下記にまとめました。「不足するとどんな症状が起こりやすいのか」「過剰摂取しないために控えた方がよい食品は何か」を、ご自身の食生活や服用中のサプリメントも含めて再度チェックしてください。

【不足しがちなミネラルと症状】

◯マグネシウム
・症状: 記憶力や学習能力の低下、不整脈、痙攣、倦怠感など
・食品: ゴマ/アーモンド/アオサ/大豆食品など
◯カルシウム
・症状: 骨粗しょう症、歯が脆くなる、神経過敏、動脈硬化など
・食品: 桜エビ/チーズ/しらす/油揚げ/モロヘイヤなど
◯カリウム
・症状: 脱力感、食欲不振、情緒不安定、痙攣など
・食品: パセリ/アボカド/納豆/ほうれん草/大豆など

【過剰摂取しがちなミネラルと症状】

◯ナトリウム
・症状: 血圧上昇、むくみ、生活習慣病など
・食品: 塩
◯リン
・症状: 骨密度の低下、腎不全、腎臓結石など
・食品: しらす/チーズ/卵(卵黄)/ロースハムなど

ミネラルは人間にとって必要不可欠な栄養素です。しかし過剰に摂取してしまうと不足した場合と同じく不調を招く可能性があります。一部のミネラルを除けば食事のみで過剰摂取になることは考えにくいので、栄養バランスのとれた食事を心がけつつ、不足しがちな栄養素をサプリメントで補うとよいでしょう。

亜鉛の摂取が薄毛を解消するという噂がありますが、これは亜鉛不足で薄毛や抜け毛が起こっている場合に限ります。薄毛予防や発毛を期待して、亜鉛を過剰に摂取することはやめましょう。もし薄毛の原因がAGA(男性型脱毛症)であったなら、亜鉛を摂取しても発毛の効果は期待できません。

成人男性の薄毛の原因がAGAというケースは多いですが、断定もできません。まずは薄毛の原因を特定することが改善の第一歩です。そのためにもAGAなどの薄毛治療の専門クリニックや、皮膚科で医師による診断を受けることをおすすめします。

東京・秋葉原のAGAヘアクリニックは薄毛治療を専門に扱う病院です。診察や相談は何度でも無料であるほか、遠方にお住まいの場合はテレビ電話を使ったオンライン診療も可能です。お電話またはインターネットでもご予約を受け付けておりますので、ぜひ一度診察にいらしてみてください。

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AGAヘアクリニック 院長 水島 豪太

2009年 日本大学医学部卒業。大学病院および市中病院で研鑽を積み、2016年7月よりAGAヘアクリニックを開院。

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