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医師が教える薄毛やAGAの治療・対策メディア

【医師が教える】過剰摂取は毒? 薄毛予防に欠かせないビタミン類とは

サプリ・栄養

監修医師のご紹介

AGAヘアクリニック 院長 水島 豪太

2009年 日本大学医学部卒業。大学病院および市中病院で研鑽を積み、カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)への留学を経て、2016年7月よりAGAヘアクリニックを開院。

「ビタミン」と聞くと、“肌に良い”“健康に良い”というイメージがあります。たしかにビタミンは体の調子を整えるなど様々な効果があり、中には髪の毛の健康や育毛にも良いとされるものも存在します。しかしビタミンは健康や髪に良い栄養素であるといっても、摂取し過ぎると逆効果となる場合があります。今回のAGAタイムスは、ビタミンの種類や過剰摂取によるリスクなどをご紹介します。

ビタミンとは

ビタミンは全部で13種類あります。その中でもC、B1、B2、B6、B12、ビオチン、ナイアシン、パントテン酸、葉酸は水に溶けやすい「水溶性ビタミン」に分類されます。それ以外のビタミンA、D、E、Kは水に溶けにくく油に溶けやすい「脂溶性ビタミン」に相当します。

水溶性ビタミンは、その性質から尿となって体外へと排出されやすい傾向があります。そのため基本的には体内に貯蔵することができません。一方で脂溶性ビタミンは尿と一緒に体外へと排出されることはなく、体内に貯蔵されやすい傾向にあります。

ビタミンは人間が健康に生きていくうえで必須の栄養素ですが、体内での生成が不可能なので食品やサプリメントなどから摂取する必要があります。

ビタミンの過剰摂取による影響

体内での生成が困難なビタミン類ですがビタミンの摂りすぎは、かえって体に影響を及ぼす可能性があります。

◯ ビタミンAの過剰摂取による影響
ビタミンAは発育促進や肌の健康維持、粘膜の保護などを行なっています。ビタミンAが不足すると暗い場所で目が見え辛くなったり、抵抗力が弱まって感染症にかかりやすくなったりします。しかしビタミンAを過剰に摂取すると肝機能が低下し、肝障害などを引き起こす恐れがあります。
◯ ビタミンDの過剰摂取による影響
ビタミンDは血中のカルシウム濃度を一定に保ったり、カルシウムとリンの吸収を促進したりする役割を担っています。ビタミンDが不足すると骨や歯の形成が不十分になり、骨粗しょう症などに陥る恐れも。しかし過剰に摂取すると高カルシウム血症や腎障害などを引き起こす可能性があります。

ビタミンと育毛の関係

髪の成長に必要な栄養素としてタンパク質や亜鉛、ミネラルが挙げられますが、ビタミンのうちCやEも大きく関わっています。

◯ ビタミンC
水溶性ビタミンのひとつで抗酸化物質としても知られています。コラーゲンの生成に必須のビタミンで、主に皮膚や粘膜を健康に保つ作用があります。頭皮が健康であれば、その分育毛環境も正常に保ちやすいでしょう。
◯ ビタミンE
脂溶性ビタミンのひとつ。体の酸化を抑制する「抗酸化作用」があり、生活習慣病などの予防に有用とされています。育毛の妨げにつながる血行不良の予防にも役立ちます。

生活習慣の乱れやストレスなどは、血中の悪玉コレステロールや中性脂肪を増加させる原因となります。これらが血管の壁に付着すると血管が詰まったり破れたりすることも。また、血流が悪化すると頭皮まで栄養素が十分に行き渡らなくなり、抜け毛や薄毛にも繋がりかねません。

ビタミンC、Eによる抗酸化作用には、血管の酸化を防ぎ健康に保つ働きがあります。またビタミンCはストレスの緩和にも作用があるといわれています。血行不良にも繋がるストレスが抑制されれば、正常な育毛にも期待ができるでしょう。

ビタミンが多く含まれる食品

ビタミン類が多く含まれている食品をいくつかご紹介します。

◯水溶性ビタミン

  • ビタミンC…ピーマンやトマトなどの緑黄色野菜、オレンジ、キウイなどの果物
  • ビタミンB1…カボチャやブロッコリーなどの緑黄色野菜、肉類、豆類、玄米、チーズ、牛乳
  • ビタミンB2…きのこ類、卵黄、肉類
  • ビタミンB6…肉類、レバー、魚、豆類、卵、牛乳
  • ビタミンB12…肉類、レバー、魚、チーズ、卵
  • パントテン酸…レバー、豆類、卵黄
  • 葉酸…レバー、豆類、果物、キャベツなどの葉菜類
  • ナイアシン…肉類、魚、海藻、アーモンドなどの種実類
  • ビオチン…レバー、卵

◯脂溶性ビタミン

  • ビタミンA…ニンジン、ほうれん草などの緑黄色野菜、肉類、レバー、卵
  • ビタミンD…シイタケ、きくらげ、魚、肝油
  • ビタミンE…ナッツ類、大豆、穀類、胚芽油
  • ビタミンK…モロヘイヤ、海藻類、納豆

日常の食事からビタミンを過剰に摂取することはないと考えられていますが、育毛サプリなど食事以外の栄養補助剤を服用する場合は、過剰摂取に気をつけながらルールを守って安全に利用しましょう。

監修医師のご紹介

AGAヘアクリニック 院長 水島 豪太

2009年 日本大学医学部卒業。大学病院および市中病院で研鑽を積み、2016年7月よりAGAヘアクリニックを開院。

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