このページでは JavaScript が必要です。 設定より、JavaScript を有効にしてください。

医師が教える薄毛やAGAの治療・対策メディア

お悩みキーワード:

【医師が教える】糖質の摂りすぎは薄毛を招く? スイーツ男子は要注意

サプリ・栄養

監修医師のご紹介

AGAヘアクリニック 院長 水島 豪太

2009年 日本大学医学部卒業。大学病院および市中病院で研鑽を積み、カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)への留学を経て、2016年7月よりAGAヘアクリニックを開院。

最近では甘い物好きの「スイーツ男子」が増えているといわれています。一方で「糖質を過剰に摂取すると薄毛を招く恐れがある」という噂があります。実際、糖質の摂りすぎは薄毛を招くのでしょうか? 今回のAGAタイムスでは、「糖質と育毛の関係」について解説します。

糖質の働き

【糖質は脳のエネルギー源】

人間の脳の重量は体重のおよそ2%程度ですが、脳でのエネルギー代謝は体全体のエネルギー消費量のおよそ20%を占めるといわれています。そんな脳の唯一のエネルギー源となるものは、単糖類のブドウ糖です。ブドウ糖は穀物や果物などに含まれていますが、スイーツなどに多く使用されている「砂糖」は特に消化から吸収までの速度が早いため、すぐにエネルギーに変換することができるといわれています。

一方で「ダイエットには糖質を抜くと良い」という話をよく耳にします。しかし血中のブドウ糖が不足すると発汗、震え、思考力の低下などの低血糖症状が現れ、重症化すると昏睡などの危険な状態に陥ることも考えられます。糖質を過剰に摂取すると肥満や糖尿病に繋がる可能性はありますが、糖質は生命維持に欠かせない大切な栄養素のため、適度に摂取することをお勧めします。

【砂糖のリラックス効果】

仕事や勉強、家事の疲れが溜まったときなどに「甘いものが食べたい」と感じたことはないでしょうか。それはもしかすると体内の「セロトニン」が不足しているからかもしれません。

神経伝達物質セロトニンは抗うつ物質として知られており、同じく神経伝達物質で高揚感や興奮をひき起こすドーパミンやアドレナリンの分泌量を調節する働きをもっています。セロトニンが不足するとドーパミンとアドレナリンのバランスが崩れ、パニック障害やうつなどを引き起こす恐れがあります。セロトニンは必須アミノ酸の一種「トリプトファン」から産生されますが、脳内にトリプトファンを取り込むためには、体内の血糖をコントロールする「インスリン」が必要といわれています。砂糖にはインスリンの分泌を促す働きがあり、精神状態を安定させるセロトニンを産生してリラックス効果をもたらすと考えられています。

砂糖の過剰摂取による体への影響

糖質は人間にとって必要な栄養素ですが、糖質を過剰に摂取するとかえって悪影響を及ぼす可能性があります。糖質の過剰摂取で高まるリスクには、どのようなものがあるのでしょうか?

◯糖尿病および慢性合併症

ブドウ糖は血中によって細胞へと運ばれ、エネルギーとして消費されます。血液中のブドウ糖の量のことを「血糖値」と呼びますが、この血糖値の数値が高い状態を「糖尿病」といいます。糖尿病になると血糖値を下げる働きのあるインスリンが十分作用せず、高血糖状態が慢性的に続いてしまうことがあります。糖尿病は自覚症状が現れない場合が多く、気づかない間に重症化してしまうことがあります。高血糖のまま放置すると血管が傷ついて動脈硬化を起こしたり、失明するなどの重篤な慢性合併症を引き起こす恐れがあります。また人工透析を日常的に受けなくてはならなくなり、仕事や日常生活にも支障をきたす可能性があります。

○肥満

小腸で吸収されたブドウ糖は肝臓や筋肉に貯蔵されてエネルギーとして利用されますが、過剰なブドウ糖は脂質に変換され中性脂肪として蓄積されます。この中性脂肪が蓄積されることで肥満を招く可能性があるのです。

また研究では、薄毛に悩む成人男性の多くが該当するとされるAGA(男性型脱毛症)の早期発症患者は肥満率が高い、という報告があります。また、AGAの重症患者にBMI(肥満度)の高いケースが多い、との結果も発表されています。AGAは男性ホルモンの影響が主な原因で発症する脱毛症のため「肥満だから薄毛になる」というわけではありません。しかし肥満であると早くから薄毛になったり、薄毛が重症化しやすいといったリスクがあるといわれています。

◯栄養不足

糖質を代謝する際は、ビタミンB1、B2、B3(ナイアシン)やB5(パントテン酸)などの栄養素が消費されます。過剰な糖質を代謝するためにこれらのビタミンB群が多く使用されてしまうと、健やかな髪の毛を育てるために必要なビタミンB群も不足してしまいます。またビタミンB群は、糖質だけでなくタンパク質や脂質といった三大栄養素の代謝にも必要不可欠なため、糖質の代謝で多くのビタミンB群が消費されてしまうと、他の栄養素が上手く代謝されない可能性があります。

◯AGEによる薄毛や抜け毛

AGEとは、終末糖化産物(Advanced Glycation End Products)の略で、糖質とタンパク質を加熱した際の糖化反応による生成物の総称のことを指します。AGEはケーキなどのスイーツをはじめ、私たちが日頃口にしている飲み物や食べ物にも多く存在しています。そのほか血中で過剰になったブドウ糖が体温で熱せられ、人の細胞や組織を作るタンパク質に絡みつき生成されることもわかっています。

AGEは様々な細胞組織を攻撃して老化を進めるとされています。ある研究では「AGEは発毛の司令塔である毛乳頭細胞の増殖を抑える働きがある」との報告があります。この研究によると、AGEによって毛乳頭細胞そのものの増殖が抑制されると髪の毛の生成が十分にされなくなり、薄毛や抜け毛などの症状を発症するとされています。

AGEは糖質とタンパク質を加熱することで発生します。しかしこの現象は調理工程において自然に起こりうることなので、AGEの摂取を避けることは難しいでしょう。ただし食品を調理する際のAGE発生量は温度と水分量が関係しているとされており、高温で調理するよりも、低温で調理する方がAGEが発生しにくいとされています。また水分量が少ない炒める、焼くなどの調理法より、水分を多く含んだ煮る、蒸すなどの調理法がお勧めです。体内でできてしまうAGEについては、血中のブドウ糖が過剰な状態になって溢れ出すことが原因といわれていますので、糖質を過剰に摂取しないことを意識するとよいでしょう。

1日の糖質の摂取量の目安は?

世界保健機関(WHO)によると、成人の1日あたりの糖類の摂取量は、1日のエネルギー総摂取量の10%未満。また1日25g程度までに抑えることで、より健康効果が増大するとされています。甘いものを食べる際には、できれば糖質控えめのビターチョコレートを使用しているスイーツなどを選ぶことをお勧めします。またスイーツを食べない方も、糖質は様々な食品や調味料にも含まれているため、日頃の食生活の中で糖質を摂りすぎていないか意識してみるとよいでしょう。

薄毛のお悩みはAGA治療専門クリニックへ

バランスの良い食事をとっているのに薄毛や抜け毛が改善せずお悩みの方は、AGAの可能性があります。東京・秋葉原にあるAGAヘアクリニックでは、普段の生活や食事習慣もしっかり把握した上で、薄毛改善に最適な治療方法をご提案しております。完全予約制でお待たせすることなく、プライベートの守られた個室での無料カウンセリングを行なっております。まずはお気軽にお越しください。

監修医師のご紹介

AGAヘアクリニック 院長 水島 豪太

2009年 日本大学医学部卒業。大学病院および市中病院で研鑽を積み、2016年7月よりAGAヘアクリニックを開院。

髪の毛でお悩みの方

AGAの治療費用・料金を見る
女性専用の薄毛治療について

髪の毛でお悩みの方

AGAヘアクリニックTOPへ
女性専用の薄毛治療薬について