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【医師が教える】噂の検証「コーヒーは薄毛に効く」は嘘か、本当か?

サプリ・栄養

監修医師のご紹介

AGAヘアクリニック 院長 水島 豪太

2009年 日本大学医学部卒業。大学病院および市中病院で研鑽を積み、カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)への留学を経て、2016年7月よりAGAヘアクリニックを開院。

コーヒーと薄毛には関係があるという噂をご存知でしょうか。噂の内容も様々で、薄毛に対して良い影響があるという話もあれば悪影響を及ぼすという話も……。

コーヒーにはダイエットや便秘解消、さらにはガン予防など健康や病気と紐付けられた噂がいくつもありますが、薄毛についての噂は本当なのでしょうか? 今回のAGAタイムスでは「コーヒーは薄毛に効く」という噂について検証します。

良い? 悪い!? コーヒーと薄毛にまつわる“噂”

まず始めに「コーヒーに含まれているカフェインが薄毛改善によくない」という噂です。噂の根拠としては、カフェインがもたらす影響として「覚醒作用が睡眠を妨げる」ということが挙げられています。睡眠時には「成長ホルモン」が分泌されますが、この成長ホルモンは「毛母細胞」を活性化させるといわれています。そのため「睡眠を妨げるカフェインは育毛に良くない」という噂があるようです。 また私たちの体内には育毛促進因子と考えられている「FGF-7」の産生を促す「アデノシン」という成分がありますが、この「アデノシンの産生をカフェインが抑制する」ともいわれており、やはり育毛には良くないという噂があります。

反対に「コーヒーが薄毛改善に良い」という噂もあります。その理由として近年注目されているのが、コーヒーに含まれるポリフェノールの一種「クロロゲン酸」です。このクロロゲン酸は肝機能を向上させ、血行を促進し、成長因子を分泌させるといわれています。他にもカフェインのリラックス効果によるストレスの低減や、利尿作用によって薄毛の原因とされる悪玉男性ホルモン「ジヒドロテストステロン(DHT)」が尿とともに体外へ排出されるという理由も挙がっており、これらの作用と育毛を結びつけた噂が出回っているようです。

噂の真相は!? 「DHTは尿や汗で体外へ排出される」は嘘

噂を検証するために、まずはコーヒーの持つ「利尿作用」から考えてみましょう。利尿作用をもたらすのはカフェインです。カフェインは交感神経を刺激する働きがあり、交感神経が刺激されると腎臓の血管も拡がります。すると腎臓でろ過される血液量も増え、余計な排泄物である尿も体の外に排出されやすくなります。

この利尿作用と関連して噂されているのがDHTの排出です。DHTとは、男性ホルモンのテストステロンが酵素の働きで“悪玉ホルモン”へと変わった成分です。このDHTが男性ホルモン受容体にキャッチされると、“脱毛を促進させる特殊な因子”が生まれてしまい、薄毛が進行するのがAGA(男性型脱毛症)です。

DHTは最終的に尿として排出されていきますが、“尿が増えたからDHTの排出量が増える”と言う医学的根拠はありません。そして“汗からDHTが排出される”という噂もありますが、これも科学的に実証されていません。つまり「利尿作用や発汗量は薄毛とは直接関係性はない」というのが、現時点での正しい情報といえるでしょう。

次にコーヒーの持つ「血行促進作用」の観点から薄毛との関係性を見てみましょう。前述の通りカフェインには興奮作用があり、血流に効果的に働くといわれています。またポリフェノールも血圧をコントロールし、血行を促進させるといわれています。これらの血行促進作用は、毛乳頭に必要な栄養素を届けやすくさせる効果が期待できます。しかし、カフェインは摂取しすぎると中毒症状を招き、健康にとって逆効果となる恐れがあります。薄毛改善を目的とした血行促進作用を安易にカフェインのみに求めることはオススメしません。血行促進作用のある栄養素は、バランスの良い食事から取り入れる方が、薄毛改善にとって良い効果が期待できるでしょう。

「頭皮環境の改善につながる」噂は可能性はアリ!?

ここからはコーヒーが薄毛対策となる「頭皮環境の改善に効果がある」という噂について検証していきます。

まずはカフェインの持つリラックス効果が、頭皮環境の改善に効果があるという噂について考えていきましょう。ストレスは頭皮の皮脂の分泌に影響しており、ストレスが高まると皮脂量は増えるとされています。異常に皮脂が分泌された場合には、マラセチア菌の増殖で炎症を起こす恐れがあります。その意味では、カフェインによるストレス軽減は、頭皮環境を改善に導く可能性が期待できるといえるでしょう。

またポリフェノールには「抗酸化作用」があります。抗酸化作用は肌の老化防止に効果があるとされています。頭皮も肌の一部ですから、こちらも頭皮環境の改善に効果が期待できるといえます。さらにポリフェノールの一種であるクロロゲン酸には抗酸化作用に加えて肝機能を向上させる働きがあるといわれています。肝機能が向上することにより免疫力が上がったり、体内の循環機能が良好になるなどの健康状態が良くなる「間接的な育毛環境の改善」が期待できます。

加えて最近の研究では、クロロゲン酸が「IGF-1(インスリン様成長因子-1)」の生成を促しているという報告もされています。IGF-1は発毛を促進させる因子を発生させることがわかっていますので、発毛促進効果に期待が持てるでしょう。

つまり「コーヒーは頭皮環境の改善に効果が期待できる」という噂は、間接的な効果としてあり得るといえます。

噂の検証結果「コーヒーは薄毛に効く」とは言い難い

今回の検証によって、コーヒーを飲むことでカフェインやポリフェノールの様々な作用が「間接的に頭皮環境の改善に役立つ可能性がある」ということがわかりました。しかし、それは可能性の一つであり、必ず薄毛が改善するというわけではありません。またカフェインの過剰摂取は体に害を及ぼす可能性があります。さらにコーヒーに含まれる「タンニン」という成分は、髪の毛の原料となるタンパク質「ケラチン」の生成を助ける「亜鉛」の吸収を妨げる性質を持っており、髪の毛の成長に悪影響を及ぼす危険性があります。

世の中には科学的根拠のない噂や都市伝説があふれており、正しい薄毛予防の情報を取捨選択するのは大変かもしれません。東京・秋葉原(以下、当院)のAGAヘアクリニックでは、医学的根拠に基づいた薄毛治療を提供しています。当院では薄毛治療の経験が豊富な医師による治療を受けることができます。薄毛治療に関する正確な情報を得るためにも、まずは無料カウンセリングをご予約いただき、お気軽にご相談ください。

監修医師のご紹介

AGAヘアクリニック 院長 水島 豪太

2009年 日本大学医学部卒業。大学病院および市中病院で研鑽を積み、2016年7月よりAGAヘアクリニックを開院。

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