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医師が教える薄毛やAGAの治療・対策メディア

【医師が教える】薄毛や白髪の治療に新たな可能性! 今注目の「バルジ領域」とは?

薄毛治療

監修医師のご紹介

AGAヘアクリニック 院長 水島 豪太

2009年 日本大学医学部卒業。大学病院および市中病院で研鑽を積み、カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)への留学を経て、2016年7月よりAGAヘアクリニックを開院。

2002年、髪の毛についての大きな発見が報告されました。髪の毛を形作る根本部分にあたる「毛包幹細胞」が、「バルジ領域」と呼ばれる場所にあることがわかったのです。

これがどれほど大きな発見であるかは、なかなかわかりにくいことかもしれませんが、このバルジ領域の発見によって、薄毛や白髪の治療に新たな希望が見えてくる可能性があるのです。今回のAGAタイムスでは大きな関心が寄せられる「バルジ領域」について詳しく解説していきます。

髪の毛の元となる細胞は毛根に存在しなかった!

髪の毛が生まれる過程を大まかに説明すると、まず初めに「毛包幹細胞」が毛の元を生成する「毛母細胞」を作ります。その毛母細胞が毛細血管と繋がっている「毛母基」へと移動します。この毛母基が分裂することで髪の毛は成長します。

このように髪の毛にとって大変重要な毛包幹細胞ですが、その場所がバルジ領域だと判明したのは2002年のこと。この発見の前まで毛包幹細胞は、毛乳頭や毛母細胞などの組織が集中している毛球部(髪の根元部分)にあると考えられていました。しかし発見により明らかになったのはバルジ領域の存在だけではなく「バルジ領域が毛球部よりやや浅い場所にある」ということ。それに加えて「バルジ領域には毛包幹細胞と、髪の毛に色付けを行う元となる色素幹細胞の2つが存在する」ということが判明しました。

バルジ領域にある「髪の毛の元を作る2つの幹細胞」

前述の通りバルジ領域には、髪の毛の元となる「毛包幹細胞」と、髪の毛に色付けをする元となる「色素幹細胞」が存在します。それではこれらの幹細胞は一体どのような働きをしているのでしょうか。

哺乳類の毛髪には寿命があり、生涯を通じて脱毛と再生をくり返す「ヘアサイクル(毛周期)」があります。1回のヘアサイクルは「成長期」「退行期」「休止期」の3つの時期に分けられ、毛髪が成長期に突入すると毛母細胞と色素細胞が活性化します。毛母細胞が分裂し髪の毛が作られる過程で、色素幹細胞から分化した色素細胞が髪の毛に色付けをし、色のついた毛髪が生成されます。

しかし毛包幹細胞と色素幹細胞のどちらか一方が活性化しない状況になると、抜け毛や髪の毛が充分に育たない現象、髪の毛に色がつかない「白髪」などが発生します。加齢に伴なって起こる薄毛や白髪は、このような仕組みによるものです。逆に考えると、薄毛や白髪の問題を改善するためには、バルジ領域の活性化がとても重要であるといえます。

2つの幹細胞を維持させるコラーゲンがあった!

バルジ領域についての研究が進められる中で、ある1つのコラーゲンが注目されるようになりました。それが毛包幹細胞から生み出される「17型コラーゲン」です。この17型コラーゲンは毛包幹細胞と色素幹細胞の両方を維持させるために必要なものです。加齢などによるDNA損傷など、何らかの影響で幹細胞性が維持できなくなると、幹細胞自体が枯渇してしまいます。そうなると髪の毛を作る元である毛包幹細胞と、髪の毛の色付けをする元である色素幹細胞を作り出せなくなり、抜け毛や白髪の状態が進んでいってしまいます。

しかし毛包幹細胞が17型コラーゲンを作り出せなくなった場合でも、再度17型コラーゲンをこれらの幹細胞に届けることができたなら、理論上は抜け毛や白髪を防ぐことが可能です。しかし17型コラーゲンを届ける方法は残念ながらまだ解明されていません。この17型コラーゲンの研究がさらに進めば抜け毛や白髪の悩みを解決できる期待も見えてくるため、その解明が急がれています。

17型コラーゲンは摂取できるのか

現時点では毛根に届ける術のない17型コラーゲン。では食事やサプリメントなどで取り入れることは可能なのかというと、現段階では難しいようです。17型コラーゲンは豚や鶏の軟骨などに含まれているタンパク質の一種ですが、それらの食材を摂取したり直接頭皮に塗るなどしても効果がないとされています。また現状では17型コラーゲンを人工的に作り出すことも難しく、その方法の解明にも大変時間がかかることが明らかになっています。髪の毛にとって欠かせない存在であることは判明したものの、増やすことも作ることもできないのが17型コラーゲンです。そのため現在は「なるべく減らさないようにする」治療法の研究が進められています。

17型コラーゲンを維持する治療法が確立されていない現時点で、私たちは普段どのような点に気をつければよいのでしょうか。その1つの対策として、コラーゲンの合成に必要なビタミンCの摂取が有効といえます。17型コラーゲンはコラーゲンの1種である以上、体内で生成するにはビタミンCが必要不可欠。効果的にビタミンCを摂取することで、17型コラーゲンの維持にある程度の期待が持てます。

ただしビタミンCを摂取する際にはいくつか注意すべき点があります。ビタミンCは一気にたくさん摂取しても、一定量を超えた分はすぐ体外に排出されてしまいます。そのため摂取する回数を分け、かつ適切な量を取り入れるようにしましょう。キウイやオレンジ、グレープフルーツなどの果物、あるいはサプリメントなどから適切な量を摂取するとよいでしょう。またビタミンCは水に溶けやすい性質のため、野菜料理から摂取する場合は茹で汁ごと摂取すると効果的です。

AGA治療は専門クリニックで

髪の毛を作り色を付けてくれる元になる細胞である毛包幹細胞と色素幹細胞。その2つが存在するバルジ領域を活性化させることで、健康的な髪の毛をある程度保ちやすくなることがわかりました。その幹細胞の維持に必要な17型コラーゲンの生成や増加、減らさない方法が確立されるまでは、日々の生活におけるビタミンCの摂取や規則正しい生活などをなるべく実行していきましょう。

しかし薄毛治療を目的とした2つの幹細胞のさらなる研究や、17型コラーゲンを用いた治療法の確立にはまだまだ時間がかかると思われます。もし効果的なAGA治療を検討されるのであれば、AGA治療専門のクリニックがおすすめです。東京・秋葉原のAGAヘアクリニックでは医学的根拠と豊富なAGA治療実績による効果的な治療法をご提案しています。ご相談や診察はいつでも何度でも無料ですので、お気軽にご相談ください。

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2009年 日本大学医学部卒業。大学病院および市中病院で研鑽を積み、2016年7月よりAGAヘアクリニックを開院。

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