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【医師が教える】自分で髪を抜いてしまう疾患「トリコチロマニア」とは?

薄毛治療

監修医師のご紹介

AGAヘアクリニック 院長 水島 豪太

2009年 日本大学医学部卒業。大学病院および市中病院で研鑽を積み、カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)への留学を経て、2016年7月よりAGAヘアクリニックを開院。

自分で髪の毛を抜いてしまう「トリコチロマニア」。この疾患は「抜毛症」や「抜毛癖」とも呼ばれ、なんらかの心理的要因が関係することが多いとされています。では、なぜそのような症状が出てしまうのでしょうか。もし自分や自分の家族にトリコチロマニアの症状が出た場合どのように対応し、どのような治療をすればよいのでしょうか。今回のAGAタイムスはトリコチロマニアの原因や治療法について解説します。

トリコチロマニアとは?

トリコチロマニアとは、日常的に自分の髪の毛を引き抜いてしまう病気のことをさします。主に小学生などの小児(特に女児)に多い傾向にあるほか思春期の女性にも多く、若年層の発症率が高いといわれていますが成人男性でも発症する可能性があります。

トリコチロマニアの主な症状として挙げられるのが、意識的に髪の毛の一部を抜いてしまうというもの。これはどうしても髪の毛を抜きたいという衝動を抑えられずに抜いてしまうケースが多いといわれていますが、場合によっては寝ている間などの無意識下でも髪の毛を抜いてしまうこともあるようです。

髪の毛を抜く際の痛みはほとんど感じず、患者によっては快感を感じることもあります。また、患者の中には抜いた毛を食べてしまう「食毛症」も同時に発症している可能性があるほか、眉毛やまつ毛など髪の毛以外の体毛を抜く場合もあるといわれています。

トリコチロマニアの原因

トリコチロマニアの主な発症メカニズムは明確に判明していませんが、小児の場合は家庭環境や学校生活など周囲の環境に精神的なストレスを感じることで発症する傾向にあるようです。

精神的なストレスが継続してかかると日常的に強い不安に襲われることがあります。この不安を解消するために髪の毛を抜いたり爪を噛んだりすることで不安を取り除き、その行為に依存してしまうようになるのです。

しかし髪の毛を抜くことによる快楽や安心感は一時的なもので、ストレス解消の根本的な解決にはなりません。髪の毛を抜いて快楽を得ても時間が経つと再び強い不安に襲われまた髪の毛を抜いてしまうという悪循環を繰り返し、さらに依存性が強くなってしまいます。

またトリコチロマニアを発症しやすい小児や女性は髪の毛を抜くという行為に恥ずかしさを感じやすい傾向にあります。この恥ずかしさによってさらにストレスを感じてまた髪の毛を抜いてしまうということも考えられます。また、小児の場合はその症状を隠したがることが多く周囲の大人が気づいたときには症状が悪化した後だということも珍しくありません。

最近ではアトピー性皮膚炎や摂食障害など別の疾患と併発して起こるケースもあるといわれています。これは発症した疾患による症状に対してストレスを感じて髪の毛を抜いてしまうということが考えられます。

トリコチロマニアを治すには

以前までは“トリコチロマニアは患者の癖である”とされ、本人の意識を変えられれば治ると考えられていました。しかし、トリコチロマニアの発症原因とされているストレスは患者の身体や心に悪影響を及ぼす可能性があるため、近年では早期発見・早期治療が必要であると考えられています。

◯ 治療方法
前述の通りトリコチロマニアはストレスに起因する場合がほとんどです。そのためまずはカウンセリングや精神科、皮膚科に受診するのが治療への第一歩となります。小児の場合は病気であることに気づかないケースが多いため、家族がその症状に気づいた時点で速やかに病院にかかることが大切です。
症状が重度の場合は投薬治療を行ないます。この場合は強迫性障害やパニック障害、うつ病などの治療にも使用される抗うつ薬の一種を投与されます。
◯ 脳内物質「セロトニン」でストレスをコントロール
「幸せホルモン」とも呼ばれる脳内物質のセロトニンは牛乳やチーズなどの乳製品、味噌や豆腐などの大豆製品に多く含まれているため、日頃からストレスを感じている人はこれらの食品を摂取すると良いでしょう。またセロトニンの活性化を促すには有酸素運動が効果的といわれています。ただし、これらの効果はトリコチロマニアの症状改善に直接働くというわけではありません。あくまでも補助的な役割なので、日常からストレスを溜め込まないように体と心をしっかりと休ませることが大切です。

症状にいち早く気づくことが大切

トリコチロマニアは小児に多いとされていますが、成人男性にも症状が現れることがあります。自分では「癖」だと思っていても実は病気であるということも十分に考えられるでしょう。症状が重症化すると治療も難しくなるので抜毛の症状が現れたら早期に治療を開始することをおすすめします。

薄毛にはトリコチロマニア以外にもさまざまな種類があります。その中でも薄毛に悩む成人男性のほとんどがAGA(男性型脱毛症)であるといわれています。この疾患は進行性の病気のため薄毛を改善させるためには早期発見・早期治療が肝心です。トリコチロマニアに限らず抜け毛や薄毛といった症状が気になる方は東京・秋葉原にあるAGAヘアクリニックへ是非ご相談ください。

監修医師のご紹介

AGAヘアクリニック 院長 水島 豪太

2009年 日本大学医学部卒業。大学病院および市中病院で研鑽を積み、2016年7月よりAGAヘアクリニックを開院。

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