このページでは JavaScript が必要です。 設定より、JavaScript を有効にしてください。

医師が教える薄毛やAGAの治療・対策メディア

お悩みキーワード:

【医師が教える】市販の発毛剤にも後発薬が続々と! それぞれの含有成分や効能の違いは?

薄毛治療

薬局やドラッグストアなどでは数多く“髪の毛”に関する製品が扱われていますが、これまで発毛を促す成分「ミノキシジル」の入った“発毛剤”は大正製薬の「リアップ」のみでした。しかし2010年頃に大正製薬の持つリアップ関連の特許が切れたため、最近では他社からも新たな発毛剤の市販薬が続々と登場し話題となっています。

様々な発毛剤がたて続けに発売されていますが、それらの効能に差はあるのでしょうか? 今回のAGAタイムスでは、記事執筆時点で市販されている4種の発毛剤をピックアップし、それらに含まれる成分や効能の違いを解説します。

市販薬に含まれている発毛を促す成分とは

現在、リアップシリーズの他に販売されている市販の発毛剤には、2018年8月にアンファーから発売された「スカルプD メディカルミノキ5」、2018年11月発売のロート製薬の「リグロEX5」と東和薬品の「ミノアップ」などがあります。それぞれメーカー毎の含有成分に微妙な違いがありますが、どの製品も主成分はミノキシジルです。

ミノキシジルは毛乳頭細胞を活性化させ、発毛を促す成分です。もともとは前立腺肥大患者向けに「降圧剤」として用いられていた血管拡張作用のある成分ですが、副作用として「発毛」が認められたことから、「AGA(男性型脱毛症)」の治療薬として開発が進み広く普及しました。国内でも日本皮膚科学会が発表している「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017年版」において「推奨度A:男性型脱毛症治療の第一選択薬として強く推奨する」と効果が認められています。

4社の発毛剤に含まれる成分を比較

市販の発毛剤には生理活性を示す「有効成分」の他に「添加物」が含まれており、含有成分の種類や量はメーカーにより異なります。ここでは既に市販されている4種類の発毛剤に含まれる成分をそれぞれ比べていきます。

《発毛剤1》大正製薬 リアップX5プラス

国内で市販されている発毛剤の先発薬ともいえるリアップシリーズ。現在リアップのラインナップは数種類ありますが、ここではミノキシジル濃度が5%の「リアップX5プラス」を取り上げます。リアップX5プラスにはミノキシジルの他にも頭皮環境を整えるための様々な有効成分が含まれています。

【有効成分(100ml中)】
・ミノキシジル 5.0g
・ピリドキシン塩酸塩 0.05g
・トコフェロール酢酸エステル 0.08g
・l-メントール 0.3g
【その他の添加物】
・セタノール
・1,3-ブチレングリコール
・ジブチルヒドロキシトルエン
・リン酸
・エタノール
内容量: 60ml  価格: 7,611円(税込)

《発毛剤2》アンファー スカルプD メディカルミノキ5

リアップの後発薬であるスカルプD メディカルミノキ5には、ミノキシジル以外の有効成分は含まれていませんが、調整剤や香料など複数の添加物が含まれています。

【有効成分(100ml中)】
・ミノキシジル 5.0g
【その他の添加物】
・グリセリン
・1,3-ブチレングリコール
・エタノール
・リン酸
内容量: 60ml  価格: 7,800円(税込)

《発毛剤3》ロート製薬 リグロEX5

4種の中では発売が新しいリグロEX5。主要成分は他の3種と変わりませんが、添加物の種類に違いがあります。また他の3種と比較すると、リグロEX5が一番低い価格設定となっています。

【有効成分(100ml中)】
・ミノキシジル 5.0g
【その他の添加物】
・エタノール
・プロピレングリコール
・1,3-ブチレングリコール
・酒石酸
内容量: 60ml  価格: 7,560円(税込)

《発毛剤4》東和薬品 ミノアップ

リグロEX5と同時期に発売されたミノアップは、東和薬品から約60年ぶりに発売されたOTC(一般用)医薬品です。こちらも同じく主要成分はミノキシジルで、それ以外には数種類の添加物が配合されています。

【有効成分(100ml中)】
・ミノキシジル 5.0g
【その他の添加物】
・エタノール
・1,3-ブチレングリコール
・プロピレングリコール
・pH調整剤
内容量: 60ml  価格: 7,611円(税込)
記事の詳細を見る

市販の発毛剤4つの違いは?

「毛母細胞」に働きかけて発毛を促すミノキシジルには、市販されている発毛剤から医師の処方による薬剤まで存在します。ご紹介した市販の発毛剤4種には、全て同量のミノキシジルが含まれています。リアップX5プラスにはミノキシジル以外の有効成分が含まれていますが、発毛に直接働きかける成分ではないため“これら4種の発毛剤の発毛効能に大差はない”といえるでしょう。

それではミノキシジル以外の含有成分には、それぞれどのような効能があるのでしょうか?

【有効成分】

ピリドキシン塩酸塩
ビタミンB6の一種であるピリドキシン塩酸塩は、皮脂の過剰分泌を抑制する働きがあります。
トコフェロール酢酸エステル
抗酸化作用を持つため、皮脂などの酸化を防ぐ作用があります。
l-メントール
炎症やかゆみを抑える作用や清涼感を与える作用があります。

【その他の添加物】

セタノール
アルコールの一種で、主に基剤や増粘剤として化粧品などに用いられる成分です。
1,3-ブチレングリコール
適度な保湿性や防腐効果を持っている成分です。
ジブチルヒドロキシトルエン(BHT)
酸化防止剤として化粧品などに含まれることが多く、製品の品質を保つ役割を果たしています。
リン酸
主に調整剤として含まれており含有成分の安定性を保つ役割を果たしています。
エタノール
主にミノキシジルなどの有効成分を安定させるために含まれている成分です。
グリセリン
保湿効果を有し、様々な化粧品に含まれている成分です。
プロピレングリコール(PG)
主に保湿成分として含まれています。水溶性のため溶剤や湿潤剤としても用いられます。
酒石酸
主に含有成分の緩衝剤として含まれている成分なため、直接頭皮や髪の毛に作用する成分ではありません。
pH調整剤
有効成分の安定性や溶解性をはかるため、また皮膚への安全性を考慮して含まれるもの。適切なpHの維持が目的とされているため、頭皮や毛髪に対しての作用はありません。

市販の発毛剤は何を基準に選ぶ?

市販されている発毛剤に種類はありますが、主要成分ミノキシジルの含有量はどれも変わりません。異なる点は頭皮環境を整える付加価値的な成分や添加物、パッケージデザインやボトルの仕様、そして販売価格です。どの製品を選んでも有効成分ミノキシジルによる薄毛改善効果に期待が持てるため、購入の際は価格や他の成分、使いやすいさなどを考慮した上で決めると良いでしょう。

市販でも発毛剤のような第一類医薬品は、購入の際に必ず薬剤師からの説明を受けることが義務付けられています。そのため他の含有成分の差に関しては、薬剤師に相談してみるのも一つの手段といえます。

AGAの改善はクリニックが確実

AGAによる薄毛でも、市販されているミノキシジル配合の発毛剤で発毛効果を期待することができます。しかしAGAは進行性の脱毛症であるため、発毛だけでは薄毛を食い止めることは難しいでしょう。抜け毛の原因を抑え、日々進行する薄毛を確実に改善したいのであれば、薄毛治療専門クリニックで診察を受け、一人ひとりに合った適切な治療薬を用いることが重要です。

AGAによる薄毛の改善には、ミノキシジル以外の治療薬も有用とされています。薄毛の進行度合いや体調、体質に合わせて無理のないよう的確に、且つ安全に治療を進めていくためにも、一度医師の診察を受けてみることをお勧めします。

東京の秋葉原にあるAGAヘアクリニック(以下、当院)は薄毛治療専門の病院です。医師処方のミノキシジル外用薬からその他のAGA治療薬まで、様々な種類を取り扱っております。また当院では、安全面に留意しながらミノキシジル内服薬の処方も行なっております。医師による診察や相談は何度でも無料で受けることができるので、少しでも薄毛が気になる場合や薬の服用について疑問がある場合には、ぜひ一度当院へお越しください。

髪の毛でお悩みの方

AGAの治療費用・料金を見る
AGAの早期治療について

髪の毛でお悩みの方

記事の詳細を見る
女性専用の薄毛治療について