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【医師が教える】正しい知識でベストな選択を! 薄毛の種類と治療法

シャンプーケア

一口に「薄毛」といっても、性別や体質・生活習慣などによってその種類や原因は多岐にわたります。そのため薄毛治療には様々な方法が存在し、薄毛を治療したいと考える方の選択肢は一つではありません。

薄毛改善のためには正しい知識を身につけ、症状に最も適した治療法を選択する必要があります。そこで今回のAGAタイムスは、主な薄毛の種類とその治療法について解説していきます。

主な薄毛の種類と特徴

薄毛にはどのような種類や特徴があるのでしょうか? それぞれの発症原因と併せて見ていきましょう。

・AGA(男性型脱毛症)

「薄毛に悩んでいる成人男性の3人に1人はAGAである」といわれるほど多くの方が罹患している脱毛症です。AGAは進行性疾患であり、主に額の生え際や頭頂部から抜け毛が進行していきます。

AGAのメカニズムは髪の毛の成長と密接に関わっています。髪の毛の成長には「ヘアサイクル」という一定の周期が存在し、大きな3つの段階「成長期」「退行期」「休止期」に分かれています。さらに「成長期」は「早期」「中期」「後期」に分かれ、それぞれの段階で髪の毛が成長していきます。このヘアサイクルが2〜6年ごとに繰り返されて髪の毛が生え変わることによって、健康な髪の毛が保たれているのです。

しかし、毛乳頭細胞内に悪玉男性ホルモンである「DHT(ジヒドロテストステロン)」が生成され、「男性ホルモン受容体(アンドロゲンレセプター)」と結合すると、ヘアサイクルの成長期を100日程度にまで短縮させてしまいます。すると成長期の早い段階で退行期を迎えてしまうのです。

こうして太く丈夫に成長できなかった髪の毛が増えていくと、全体のボリュームが低下し、髪の毛の隙間から地肌が透けて薄毛になるのです。AGAの場合、額の生え際および頭頂部からこのような状態が進行していくのが特徴です。

・FAGA(女性男性型脱毛症)

主に40〜50代の壮年期女性に起こるとされている脱毛症です。FAGAもAGAと同じくホルモンが関係しているといわれていますが、正確な発症原因はまだ特定されていません。またAGAとは症状や原因が異なることがわかってきたため、最近では「FPHL(女性型脱毛症)」とも呼ばれています。

AGAが額の生え際や頭頂部に症状が出るのに対して、FAGAは頭部全体が薄くなっていく「びまん性脱毛」という特徴があり、AGAに比べて診断が難しいとされています。

・産後脱毛

女性は妊娠すると体内の女性ホルモン「エストロゲン」が増加しますが、出産後はエストロゲンが急激に減少します。エストロゲンにはヘアサイクルの成長期を延長する働きがあるため、産後にエストロゲンが急激に減少すると成長期に留まっていた多く髪の毛が一斉に休止期へと移行して抜け毛が多くなります。この状態を産後脱毛といい、医学的には「休止期脱毛」に分類されます。産後脱毛はFAGAに移行する場合もあるため、注意が必要です。

・円形脱毛症

円形脱毛症というと、多くの方が10円玉など小銭の形と大きさの脱毛をイメージするでしょう。しかし進行すると頭部全体に広がることもあるほか、頭部に限らず毛が生えている箇所であれば発症する可能性があります。円形脱毛症は再発のリスクが高いとされており、一度治ってもまた違う場所に発症してしまうこともあります。

円形脱毛症の原因は現在のところ正確に特定されていませんが、主な原因として「自己免疫機能の異常によるもの」と考えられています。以前は「ストレスが原因」といわれていましたが、現在ではストレスは主だった原因ではなく、免疫機能に悪影響を及ぼす一つの要素であると考えられており、ほかにも「遺伝」や「アトピー素因」など様々な要因との関連も疑われています。

・トリコチロマニア(抜毛症)

自分の髪の毛を自ら引き抜いてしまう病気で、医学的には「脱毛症」に分類されています。小児や児童(特に女児)に多いとされていますが、大人が発症する場合もあります。「自身の髪の毛を抜きたい」という衝動を抑えきれず行為に及んでしまうのが主な症状ですが、睡眠時など無意識の状態下でも症状が現れることがあります。

抜毛の際に痛みを感じることはほとんどなく、人によっては快感を伴うこともあるようです。症状の原因は明確に特定されていませんが、精神的なストレスが大きな要因の一つだと考えられています。抜毛行為を止めることで髪の毛は生えてきますが、アトピー性皮膚炎や摂食障害などその他の疾患と併発する場合もあります。

・瘢痕性(はんこんせい)脱毛症

瘢痕とは火傷や怪我、ガンの放射線治療などによって残った傷あとのことで、外傷、感染症、化学物質などが原因で頭皮の毛包が損傷し、髪の毛の再生ができず脱毛状態になります。これを「続発性瘢痕性脱毛症」と言います。また稀なケースですが病気などによって瘢痕が発生し毛包の消失が起こって脱毛状態になることもあり、これを「原発性瘢痕性脱毛症」といいます。

毛包の損傷が軽度の場合は再生する可能性もありますが、損傷がひどい場合には毛包が正常に機能できないため局地的に新しい髪の毛が生えなくなり、円形脱毛症やAGAと誤診されるケースもあります。

・粃糠性(ひこうせい)脱毛

シャンプーやヘアケア用品が体質に合わなかったり、頭皮の乾燥によって角質異常が起こったりすると、フケやアレルギーが発生することがあります。これによって雑菌が繁殖するなどし、頭皮環境が悪化することで引き起こされる脱毛を粃糠性脱毛といいます。粃糠性脱毛は、痒みを伴うケースが多くあります。

・脂漏性(しろうせい)皮膚炎に伴う脱毛

食生活やストレスなどが原因となり皮脂の分泌量が過剰になった結果、頭皮の常在菌である「マラセチア菌」が異常繁殖して起こる炎症を「脂漏性皮膚炎」といいます。この炎症によって頭皮環境が悪化し、脱毛することがあります。

それぞれの症状に有効な治療法は?

上述の通り、薄毛や抜け毛の原因は様々であり、状態に合わせて適切な治療法を選択することが重要です。では具体的な治療法にはどういった選択肢があるのでしょうか。

・AGAの治療

AGAの治療は、皮膚科やAGA治療専門クリニックで処方される治療薬を使用する方法が一般的です。日本皮膚学科会が出している「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017年版(以下、ガイドライン)」では、主に「フィナステリド内服薬」「デュタステリド内服薬」「ミノキシジル外用薬」の使用を推奨しています。その他に「ミノキシジル内服薬」の処方を行なっているAGA治療専門クリニックなどもあります。

市販で購入可能なものには「第一類医薬品」に指定されているミノキシジル外用薬があります。ただしミノキシジルにはAGAの進行を抑制する効果は期待できないため、フィナステリドやデュタステリドと併用して使用すると良いでしょう。

また治療薬を使用する以外の治療方法も存在します。そのうちの一つ「自毛植毛」は、自身の毛組織をAGAの発症箇所に移植するという方法で、ガイドラインには「施術後の髪の生着率が8割を超える」という報告が抜粋されています。しかしガイドライン上では「あくまでも内服薬や外用薬による効果が認められず、他に手段がない場合に手術を勧める」という旨の記載があるため、AGA治療の最初の選択肢としては侵襲性の低い投薬治療などから試すことをお勧めします。

・FAGA(FPHL)の治療

FAGAの改善には、女性の薄毛治療に世界で初めて効果が認められた「パントガール®(Pantogar)」が有効です。パントガールには健全な髪の毛を育てるのに必要な栄養素が豊富に含まれているため、女性の薄毛改善に効果が期待できます。

またAGA治療薬として使用されている「ミノキシジル外用薬」は、女性に対しても発毛効果が認められています。ただしミノキシジルには「初期脱毛」や「多毛症」などの副作用が起こる可能性があるため、薄毛治療の専門知識を持つ医師に相談しながら使用すると良いでしょう。

日本国内では、女性に対してはミノキシジル1%の外用薬が推奨されています。海外においては女性へのミノキシジル5%外用薬の有用性が証明され、女性の使用が許可されている国もあります。しかし国内ではまだ認められていないため、ミノキシジル5%外用薬を使用したい女性は医師へ相談する必要があります。

・産後脱毛治療

産後脱毛は妊娠によって女性ホルモンのバランスが乱れた影響による脱毛であるため、産後一定の期間が過ぎればホルモンバランスが正常に戻り、自然治癒すると考えられています。回復には個人差があり、数ヶ月から一年ほどかかるのが一般的です。しかし親がAGAの場合には、人によっては産後脱毛からFAGAに移行してしまう可能性があるため注意が必要です。

・円形脱毛症治療

日本皮膚科学会が発表している「日本皮膚科学会円形脱毛症診療ガイドライン 2017年版」によると、円形脱毛症の治療には頭皮に局所注射を行う「ステロイド局所療法」と、特殊な薬品(SADBE、DPCP)を脱毛部に塗り弱いかぶれを繰り返し起こさせる「局所免疫療法」が推奨されています。

その他に冷却療法やステロイド内服療法などの様々な治療法がありますが、症状の重症度や発症からの期間に応じて治療方法を選択します。

・トリコチロマニア治療

トリコチロマニアの主な原因はストレスといわれているため、治療の第一段階としてカウンセリングや診療で精神的問題を和らげることが改善の可能性を高めます。本人に抜毛の自覚がない場合はそれを認識させたり、抜毛の引き金となる状況を特定するなど、「認知行動療法」により症状が軽減することもあります。また症状をコントロールするために「セロトニン再取り込み阻害薬」や「クロミプラミン」といった抗うつ剤を使用することもあります。

・瘢痕性(はんこんせい)脱毛症治療

続発性瘢痕性脱毛症の場合は、外傷、感染症、化学物質など脱毛を引き起こしている根本原因を見つけ、それに合った治療を行います。原発性瘢痕性脱毛症の場合は原因を特定しづらく、一般的にステロイドの外用または局所注射で対応し、炎症部位が広範囲に渡る場合にはステロイドの内服治療を行います。しかし治療は難渋するケースが多い傾向にあります。

・粃糠性(ひこうせい)脱毛治療

フケやアレルギー症状の緩和のため、ステロイドなどの外用薬を使用するのが一般的です。フケが見られる場合は、抗真菌薬の外用や同成分を含んだシャンプーを使用します。

・脂漏性(しろうせい)皮膚炎に伴う脱毛治療

原因である脂漏性皮膚炎を治すことで改善が期待できます。炎症を抑えるためのステロイドや、マラセチア菌を抑えるケトコナゾールなどの抗真菌薬が有効です。炎症の程度によってはビタミン剤などを処方される場合もあります。

女性専用の薄毛治療について

薄毛に悩む人の多くはAGAの可能性が

国内で薄毛に悩む人の数はおよそ1,200万人、そのうち成人男性の3人に1人はAGAを発症しているといわれています。もし、自分がAGAだとしたらどうすれば良いのか……具体的な対策や治療手段がわからず困っている方もいることでしょう。そこでAGA治療の主な選択肢をさらに詳しくご紹介していきます。

・AGA治療専門クリニックに相談する

薄毛治療の専門クリニックで診察を受け、薬などを処方してもらう方法です。専門の医師による診断を受けることで、自身の薄毛の状態を正確に把握することができ、適切な用法・用量で治療薬を処方してもらうことができます。AGA治療は保険適用外となりますが、正しい治療でAGA改善のアプローチができることや治療薬を継続的に服用していく際の安全面など、総合的に考慮した場合、最も不安なく効果を期待できる選択肢といえるでしょう。

・皮膚科や内科を受診する

AGA治療専門クリニック以外の医療機関でも、AGA治療薬を処方してもらうことは可能です。しかし、AGA治療専門クリニックのように多数の事例を扱っている実績は期待できません。治療法や治療薬の種類も専門のクリニックに比べ選択肢が限られている場合もあるでしょう。

・個人輸入でAGA治療薬を手に入れる

海外の通販サイトなどから個人的に治療薬を購入することも可能です。医療機関で処方してもらうよりも安価でAGA治療薬を入手できる場合もあります。

しかし、そういった安価な治療薬の中には薄毛に効果のある有効成分がほとんど入っていないものや、まったく別の成分が配合されているものなども存在しています。また、万が一副作用が起こった場合も、全て自己責任となってしまいます。このように個人輸入には様々なリスクが存在するため、あまりお勧めできません。

効果を実感したい場合はAGAヘアクリニックへ

薄毛には様々な原因と症状があり、それに対する治療法も異なります。薄毛で悩まれている方はまず原因を知り、正しい知識で治療を行うことが大切です。

AGAでお悩みの方、またAGAかもしれないとご不安な方は、AGA治療専門クリニックなど薄毛治療に実績のある医療機関に相談し、専門知識を持つ医師の下、適切な治療を行うことが最も安心で改善を期待できる選択肢といえるでしょう。

東京の秋葉原にある「AGAヘアクリニック」(以下、当院)は、多くの治療実績に基づき、お一人おひとりに合った治療方法をご提案させていただきます。カウンセリングと診察は何度でも無料で受けることができますので、まず「自分には治療が必要なのか」「どのように治療を行うか」など、疑問や不安などをご相談ください。

当院ではプライバシーに配慮した個室で診察からお会計までを行なっております。また初診でご来院いただけば、その後はオンライン診察でも対応可能です。薄毛にお悩みの方は是非一度、当院へお越しください。

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