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【医師が教える】AGA治療薬「ザガーロ」の効果と服用時の注意点

薄毛治療

薄毛や抜け毛に悩んでいる男性は、全国に約1,200万人いるとされています。薄毛や抜け毛の原因のほとんどは、AGA(男性型脱毛症)だといわれておりAGAの改善方法は様々です。AGAを改善する有効な手段の一つにAGA治療薬「ザガーロ」があります。ザガーロは、医学的にAGAの改善効果が認められており世界中で広く使われているのです。今回のAGAタイムスはAGA治療薬ザガーロについて解説します。

ザガーロは効果の認められた医薬品

ザガーロは、イギリスの製薬会社「グラクソ・スミスクライン株式会社」によって開発されたAGA治療薬です。含有されている有効成分「デュタステリド」は、もともと前立腺肥大症治療薬として開発された経緯があり、ザガーロに先行して「アボルブ」という名称で製品化されました。その後AGA改善効果が臨床試験で認められ、AGA治療薬としてザガーロが発売されました。国内では厚生労働省から認可され、2016年より販売されています。

ザガーロ以前に厚生労働省から認可されているAGA治療薬に「プロペシア」があります。プロペシアに含まれている有効成分「フィナステリド」も、前立腺肥大症の治療薬として開発された薬です。デュタステリドと同様に、フィナステリドもAGA改善効果が医学的に認められており、日本皮膚科学会が発行する『男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017年版(以下、診療ガイドライン)』においてはデュタステリドとともに高く推奨されています。

AGAのメカニズムとザガーロの効果

AGAは、男性ホルモンに起因して発症する進行性の脱毛症です。ザガーロの有効成分であるデュタステリドは、体内に存在する特定の酵素を抑制することでAGAの進行を妨げる働きがあります。

髪の毛には「ヘアサイクル」と呼ばれる一定の周期があり、ヘアサイクルが正常に循環することによって髪の毛の健康的な発育状態は保たれています。しかし、AGAを発症するとヘアサイクルが乱され、髪の毛は正常な発育を行えなくなってしまうのです。

男性ホルモンの一種「テストステロン」は「5αリダクターゼ(5α還元酵素)」の影響を受けると、悪玉男性ホルモンとも呼ばれる「DHT(ジヒドロテストステロン)」に変換されます。DHTが毛乳頭に存在する「男性ホルモン受容体(アンドロゲンレセプター)」と結合することでAGAを発症します。男性ホルモン受容体と結合したDHTは、髭などの体毛に対しては成長因子を刺激し、毛を太く成長させる作用を持ちますが、前頭部や頭頂部など髪の毛に対しては、ヘアサイクル中の髪の毛が成長する期間を短縮させてしまう働きを持っています。結果、十分に成長しきれない髪の毛が発生し、薄毛へ繋がっていくのです。

ザガーロには、テストステロンをDHTに変換する5αリダクターゼの働きを抑制する力があります。5αリダクターゼの働きを抑えることによって、DHTの生成が阻害され、AGAを改善することができるのです。

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ザガーロとプロペシアの違い

ザガーロに先行して国内で認可を受けているAGA治療薬プロペシア。この治療薬に含有されている有効成分フィナステリドは、ザガーロに含有されている有効成分デュタステリドと同様、5αリダクターゼを抑制することによって、AGAの進行を制御しています。

AGA抑制の基本的アプローチに差のないフィナステリドとデュタステリドですが、5αリダクターゼに対する作用に違いがあります。5αリダクターゼは「Ⅰ型」と「Ⅱ型」が存在し、Ⅰ型は主に全身の皮脂腺に、Ⅱ型は前頭部・頭頂部の毛乳頭や前立腺に多く発現していることがわかっています。AGAは主にⅡ型の5αリダクターゼが関係すると考えられており、フィナステリドはⅡ型にのみ作用することで進行を抑制します。一方でザガーロの有効成分であるデュタステリドは、Ⅰ型・Ⅱ型双方に対して抑制効果が認められています。デュタステリドがⅡ型5αリダクターゼを阻害する効果は、フィナステリドに比べて「3倍」あり、発毛を促す効果が「1.6倍」とされています。

ザガーロ服用に際して

有効成分であるデュタステリドの含有量は「0.1mg」と「0.5mg」の2種類があり、どちらも1日一回の経口投与が原則です。カプセルの内容物が、口腔や咽頭の粘膜を刺激する場合があるため、噛んだり開けたりせずに服用しましょう。また、ザガーロの添付文書には、個人差はあるものの治療効果を評価するためには通常6か月間の治療が必要であると記されています。 6か月間ザガーロを投与してもAGAの改善がみられない場合には、使用を中止し、医師の診察を受けましょう。

○副作用

ザガーロはAGA治療薬として高い効果が期待できますが、その副作用には注意が必要です。ザガーロの添付文書には、国内で行われた長期投与試験において、投与された総症例120例中20例(16.7%)に臨床検査値異常を含む副作用が報告されたとの記載が確認できます。その主なものは、勃起不全13例(10.8%)、リビドー減退10例(8.3%)、射精障害5例(4.2%)であり、重大な副作用としては、肝機能障害、黄疸が確認されています。これら副作用の発症確率は低いですが、ザガーロを服用する際には体調に変化がないかセルフチェックをすることが大切です。万が一体調に異常を感じたら、薬の使用を中止して医師に相談しましょう。

○禁忌事項

妊娠中や妊娠の可能性がある女性、そして授乳中の女性は、服用はおろか薬に触れることも禁忌とされています。デュタステリドは経皮吸収されるという特徴があり、動物実験の結果から男子胎児の外生殖器の発達を阻害する可能性が示唆されました。また幼児や小児に対する安全性と有効性も確立されていないため、投与は認められていません。

ザガーロの処方は薄毛治療専門のクリニックへ

有効成分デュタステリドは、診療ガイドライン推奨のAGA治療薬です。ザガーロは国内認可済のAGA治療薬ですが、海外にもザガーロのようなデュタステリド配合治療薬は存在します。個人輸入等で手に入れることも可能ですが、自己判断での薬の服用はリスクを伴います。ザガーロを使用する際は、国内の薄毛治療専門クリニックで処方してもらいましょう。

東京の秋葉原にあるAGAヘアクリニック(以下、当院)は、薄毛治療専門クリニックです。当院では、患者様の健康状態やAGAの進行度合いにあわせた最適な治療をご提案しており、ザガーロと同じ有効成分、デュタステリドを含む治療薬「DUTA」を取り扱っております。また、診察とカウンセリングは一切、費用がかからず何度でもご利用いただけます。薄毛や抜け毛のご相談やご質問がある場合は、ぜひ当院までお越しください。

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